Books

クラスメイトの女子、全員好きでした

爪切男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087880564
ISBN 10 : 4087880567
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2021
Japan

Content Description

爪さんの人生は、いたってまともじゃない。どんな自分になったって、笑って生きていける気がしました。この一冊は、私の温かい居場所です。
――アイナ・ジ・エンド(BiSH)

小学校から高校までいつもクラスメイトの女子に恋をしていた。
主演・賀来賢人、ヒロイン山本舞香でドラマ化もされたデビュー作「死にたい夜にかぎって」の前日譚ともいえる、全20篇のセンチメンタル・スクールエッセイ。きっと誰もが“心の卒業アルバム”を開きたくなる、せつなくておもしろくてやさしくて泣ける作品。

【目次】
<小学校編> 
傘をささない僕らのスタンド・バイ・ミー/恋の隠し味はしそと塩昆布/この世で一番「赤」が似合う女の子/宇宙で一番美しかった嘔吐/ワックスの海を滑る僕らの学級委員長/恋の呪文はネルネルネルネ/金的に始まり金的に終わる恋/学校のマドンナは水飲み場の妖怪/ベルマークの数だけキスをして/幼なじみの罪とヤマボウシは蜜の味/僕とおっぱいの三年戦争
<中学・高校編> 
幼なじみの愛しき殺意/君の青ヒゲと俺の無精ヒゲ/空を飛ぶほどアイ・ラブ・ユー/アリの巣・イン・ザ・恋のワンダーランド/放課後のジャイアントスイング・プリンセス/私だけの歌姫はクラスで一番地味な女の子/霊能力美少女と肝試し大会とSMAPと/一九九五年のカヒミ・カリィ・シンドローム/嘘つき独眼竜 VS 恋するミイラ男

【著者略歴】
爪 切男(つめ・きりお)
作家。1979年、香川県生まれ。2018年『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)でデビュー。2021年『もはや僕は人間じゃない』(中央公論新社)、『働きアリに花束を』(扶桑社)、『クラスメイトの女子、全員好きでした』(集英社)と3か月連続刊行が話題に。

【著者紹介】
爪切男 : 1979年生まれ、香川県出身。2018年『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ☆よいこ

    爆笑エッセイ・ラブレター。著者は、小学4年生にして父子家庭の父親から告げられてしまう「おまえは、女の子と恋はできないだろう」理由は貧乏でブサイクだから。そこで著者は女の子を観察し覚えることにした。記憶の全てが宝物▽傘をささない女子/鼻〇食べる女子/吃音少女は泣かない/吐く女子/ワックスの海/ねるねるねるね/金的女子/水飲み場の妖怪/ベルマークとキス/シルバニアン/おっぱい三年戦争/餅は凶器/ヒゲ女子/バク転/アリの巣男子/ジャイアントスイング/歌謡曲/霊感美少女/オシャレ女子/嘘つき独眼竜▽恋バナ最高!

  • fwhd8325

    私の場合は、1クラスが50人以上だった時代でしたので、クラスの女子全員とはいかないですが、隣の席なった女子、同じ係になった女子はすぐ好きなってしまう寅さんみたいな男子でした。書店でこの著書を見て、妙に惹かれるものがありました。甘酸っぱいだけでなくほろ苦くもあって、青春のとば口に合った時代を思い出しました。

  • キク

    何かを嫌って生きるより、何かを好きで生きていくほうが絶対に素敵だ。だとすると、「クラスメートの女子、全員好き」より素敵な学生生活はないことになる。本書のタイトル「クラスメートの女子、全員好きでした」を見て僕が思ったのは「うゎ!失敗した。絶対にこれをやっとくべきだった。今更、取り返しがつかないよ!」でした。著者は、父親から「うちは貧乏でオマエはブサイクだ。きっとモテない。だから、覚えておけ。女の子たちの顔や、話したこと、過ごした時間を覚えておけ。それはいつか大切な宝物になる」と言われ実践した。本当に素敵だ。

  • りんご

    読み終えたくないけど終わってしまった。タイトル通り、あの子と自分のステキエピソード、それはラブレターなのです。ちょっと変わった子と自分との接点、貧乏仲間、幼馴染。女子は「そのエピソードは今すぐ忘れて死んでくれ!」って思うような内容も多数wいやー、いいな。目立たなかった私も、もっさりしてた私も、誰かが見て、恋をしてくれてたかもしれない。そんな妄言も許されます。だって私もすぐ好きになっちゃう女子だったもの。

  • あじ

    協調性は時にガンになるけれど、爪切男さんのそれは良性だった。なぜそう思うのか?自らを相手の窮状に貶めることを厭わない、ピュアな少年だったから。相貌ではモテない可能性を父に言い聞かされたあの日、発動した“爪切男”という名の軌跡のはじまり。中毒性のあるエッセイだった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items