Books

クラスメイトの女子、全員好きでした 集英社文庫

爪切男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087446470
ISBN 10 : 4087446476
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan

Content Description

「おまえは、女の子と恋はできないだろう」。父から突然の宣告を受けた少年は、クラスメイトの女子をひたすら観察することにした。宇宙一美しいゲロを吐く女の子。水の飲み方が妖怪みたいな学校のマドンナ。憧れのプロレスラーそっくりの怪力女番長。全員素敵で、全員好きだった。面白くて、情けなくて、ちょっぴり切ない恋の記憶。読めばきっと、恋をしたくなる!全21編のスクール・エッセイ。

目次 : 小学校編(恋の呪文はネルネルネルネ/ 金的に始まり金的に終わる恋/ 学校のマドンナは水飲み場の妖怪/ ベルマークの数だけキスをして/ 幼なじみの罪とヤマボウシは蜜の味 ほか)/ 中学・高校編(放課後のジャイアントスイング・プリンセス/ 私だけの歌姫はクラスで一番地味な女の子/ 霊能力美少女と肝試し大会とSMAPと/ 一九九五年のカヒミ・カリィ・シンドローム/ 嘘つき独眼竜VS恋するミイラ男)/ 単行本未収録作品 マリコは悪魔を信じてる

【著者紹介】
爪切男 : 1979年香川県生まれ。2018年『死にたい夜にかぎって』でデビュー。同作が賀来賢人主演でドラマ化されるなど話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 私がクラスメイトだったらどう書いてもらえるのかな(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠) ツラい環境や欠点を、愛おしいもののように描く所がとても好き。 彼の恋に対する貪欲さにどんビキつつも、(報われなくても)恋の溢れる世界は、ちょっと羨ましいと思うのです(⁠ ⁠╹⁠▽⁠╹⁠ ⁠)

  • niisun

    “爪切男”なんて名前の作家がどんな話を書くのかなと思いながら読み始めた。名前に負けず、なかなか個性的な内容でしたが、嫌いじゃないですね。誰もが子どもの頃に似たような女子に遭遇しているはず。私もいまだに鮮明に記憶に残っている小中高時代の女子とのエピソードはありますが、ほんのわずかでかなり朧げですね。ここまで数多く、しかも細部まで再現できるとは。。。もし、こんな話を大人になってから本人が聞かされたら、さぞ気味が悪いだろうなぁ。その辺の気持ち悪さは、鈴木涼美さんの解説で実に見事に再現されています。

  • マツユキ

    ドラマの原作をチェック。作者が、小中高で出会ったたくさんの女の子。父子家庭で、貧乏で、父はスパルタ、学校ではいじめられないように気を使って…と、しんどいけど、個性的な女の子との思い出は、そんな時代を良いものにしてくれる。恋なのか、美化なのか、怪しいと思いつつ、女の子へのメッセージには毎回感動しました。作者とは同学年なので、出てくる芸能人が分かって嬉しい。カヒミ・カリイはたしかに特別感があった。

  • アリスとアニー

    集英社のナツイチで紹介されて読んだ作品。なかなか面白かった。筆者のクラスメイトの女の子に対する観察眼もさることながら、彼女たちの少し変わった癖や特徴をユーモラスなタッチで描いた文章力に引き込まれて、スルスルと読むことができた。 電車の中で読んでいたのですが、ついつい笑ってしまうような場面が随所にあり、他の作品も読んでみたくなって、アマゾンで購入しました。

  • RASCAL

    多少話は盛っているのでしょうが、好奇心旺盛な彼の思春期に拍手、ですかね。相手の女性にしてみれば。決して思い出したくもない黒歴史でしょうが。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items