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なぜ日本の会社は生産性が低いのか? 文春新書

熊野英生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784166612024
ISBN 10 : 4166612026
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

もはや先進国最低レベルに堕落してしまった日本のカイシャの生産性。蔓延する長時間労働、個人に膨大な仕事量を求める会社、それでも給料が上がらないのは一体なぜなのか?働けど働けど報われない…そんなあなたに効く最高の処方箋!

目次 : はじめに 「生産性の低下」で日本は貧しくなっている/ 第1章 日本企業はなぜ生産性が低いのか?(堕落した日本企業/ ワンオペ化する日本企業の現場)/ 第2章 生産性とは何だろう?(かゆいところに手が届かない経済理論/ 生産性を捉え直す)/ 第3章 「働き方改革」の錯覚(「働き方改革」は生産性を高めるか/ 生産性上昇は個人任せでよいのか ほか)/ 第4章 生産性を上げるにはどうすべきか?(人材育成と組織改編/ 無形資産の生み出すもの ほか)

【著者紹介】
熊野英生 : 第一生命経済研究所経済調査部・首席エコノミスト。1967年山口県生まれ。横浜国立大学経済学部卒業後、日本銀行入行。同行調査統計局、情報サービス局を経て、2000年に第一生命経済研究所入社。2011年より現職。専門は金融政策、財政政策、金融市場、経済統計。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • レモン

    参院選が近いのと、絶賛転職活動中の身として気になるテーマ。なぜ給料が上がらないのか=企業の生産性が上がらないから=経費削減されたまま教育を怠り、チームではなく個人で生産性を上げようとしているから。要は経営者のマインドに因るのでは?いち従業員レベルではどうしようもないことが多すぎでは?と思ってしまった。とにかくまとめると、失敗を恐れずリスクを取ってガンガン投資し、成長産業を見つけてね、ということか。

  • 西

    うちの会社も働き方改革、残業は美徳ではない、的なことがこの数年言われ続けてきたけど、本当にやることは増えているのに人は増えず、かといって今の仕事をやらないわけにもいかず文句を言いながら続けている感じ。生産性を上げるためには社員のモチベーションをいかに上げるか、会社のため、というか同僚のために働いて貢献したいと思えるような会社にならないといけない。でもこれがなかなか難しい。社員にそう思わせるような社長がいれば一番簡単なんだけどなあ

  • templecity

    昔のようにチームで人を育てるという働き方減っている。上級管理者でも一人仕事が多い。ある意味効率は良くなったが、スキルの伝承は無くなった。成果主義も結果的に人件費の抑制という目的が主となっている面もある。向上心を持ちモチベーションを上げるのが大切。サクラダファミリアも設計図無しで組み上げているが、石工職人の向上心を刺激したところは大きい。無能なものを重要ポストにつけてはいけない。

  • はる坊

    タイトルの通り、日本の会社の生産性の低さの理由を解説した本。 投資が少ない、少子高齢化、教育機会の減少等様々な理由はあるが、一番は会社全体で生産性を上げようとせず個人任せになっているところが多いところだと思う。 企業は、個人でするより人が集まった方が効率的で生産性が上がるからというのが大きな設立要因なのに、ワンオペ化や成果主義で個人単位で着目することが多いと思う。 そこを改めることが、生産性を高める最重要項目だと僕は思う。

  • まゆまゆ

    生産性向上のためには組織的な対応が求められるはずだが、個人に対応が丸投げされているのが現在の日本の現状ではないか、と問う内容。デフレを脱し、今こそ未来に向けて投資を増やすべきだが、節約で利益を積み上げてきた成功例からなかなか抜け出せない企業が多い、との指摘には納得。しかし生産性を上げるためには結局個人の力に頼るしかない……という結論はいかがなものか……

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