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ドイツ人はなぜ、年290万円でも生活が「豊か」なのか 青春新書インテリジェンス

熊谷徹

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413045629
ISBN 10 : 4413045629
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
熊谷徹 ,  

Content Description

世界一便利な日本で「ゆとり」を感じられないのはなぜ?ドイツ流・お金に振り回されない生き方。

目次 : 序章 ドイツ人の平均可処分所得は290万円!⇒でも、どこか生活に「ゆとり」があるのはなぜ?/ 第1章 サービス砂漠のドイツ、おもてなし大国の日本⇒でも、「便利さ」は「忙しさ」の裏返しでもある…!?/ 第2章 みんなが不便を「ちょっとだけ我慢する」社会⇒他人のサービスに期待しすぎない気楽な生き方/ 第3章 お金の奴隷にならない働き方⇒「ドイツの新しい通貨は自由時間」とは?/ 第4章 ドイツ人はお金をかけずに生活を楽しむ達人⇒ドイツ流・明るいケチケチ生活の極意/ 第5章 世界最大のリサイクル国家・ドイツ⇒使い回し、分かち合い「お金に振り回されず」に生きる/ 第6章 過剰な消費をしなくても経済成長は可能だ⇒未来の世代に「豊かさ」を引き継ぐ、ということ/ 終章 「求めすぎない」ことから始めよう⇒真の「豊かさと安定」を手に入れる第一歩

【著者紹介】
熊谷徹 : 1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリズム奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    ドイツに30年弱住んでいる人のレポートには説得力があります。私もしがらみがすべてなくなったら余生をドイツで過ごしたいと思っています。生活の満足度などは結構高いようです。働く時間や休暇の取り方などである意味割り切っているようです。ただ日本と比べてサービスの在り方は全然異なるようです。日本のサービスに慣れた人がそれを期待すると手痛いしっぺ返しを受ける感じです。

  • えちぜんや よーた

    日独では失業率に対する考え方が違うような印象を受けた。「客からするとサービス業は最悪」と書かれているが、失業率を下げるために飲食業・宿泊業・運送業など、労働生産性が低くなる産業には人を送り込もうとする気配は感じられない。代わりに労働生産性が高い製造業・IT業・金融業に人が流入するように国全体でコンセンサスが取れているような気がする。たしかにドイツ人の1人あたり労働時間は短いかもしれないが、労働生産性が高い産業に向けて重点的に人を送り込めば、産業全体として労働力が不足するとは限らないだろう。

  • イスタ

    サービス砂漠のドイツ、おもてなし天国の日本。日本の接客の良さ&サービスの良さって唯一無二の観光資源(?)だよね。ドイツは消費税19%で社会保障が充実。日本は消費税に対してシビアな意見が多いけど、北欧のように高くして生活教育健康老後などの保障を手厚くしてほしい。ドイツ人がお金よりも重視しているものが「自由時間」。日本も若者はこういう傾向になってきている気がするよね。私も残業して手当てもらえるより定時で上がって 自由時間を確保したい派。自由時間が増えれば心のゆとりも増えるのだよ。

  • けぴ

    「ドイツの新しい通貨は自由時間だ」年収平均290万と予想外に低いドイツ。しかし国民の生活満足度は日本より高い。1日の労働時間は10時間を越えてはならない。年間の有給休暇は24日以上。過剰なサービスはしない。自由時間を確保するために無駄を省き効率性を重視する考えはいかにもドイツ的。しかし、子供世代に地球環境を守るための支出は厭わない。原子力をやめて環境に優しいエネルギー政策を進めていく。どこかの首相と違い合理的に物事を進めていくメルケル首相のドイツには学ぶ点が多いと感じた。

  • 速読おやじ

    日本に比べて諸外国は、、というパターン本の一つではあるが、その相手がドイツだと何となく親近感が湧く。あ、三国同盟の話ではないですよ(笑)。職人が多くて、割と真面目で、ワインじゃなくてビール好き!そんなドイツでもコンビニやファーストフードではニコニコしないし、サービスは最悪。無駄な仕事はないし、人々のサービスに対する期待感は低い。余暇の過ごし方もサイクリングとか自然を楽しむことが多くて、そんなにお金がかからないそうだ。ファッションとかに金かけてなさそうだしなあ。まずは過剰サービスやめよう。労働時間減らそう!

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