Books

柳宗悦茶道論集

熊倉功夫

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784003316962
ISBN 10 : 4003316967
Format
Books
Publisher
Release Date
September/1997
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • こうすけ

    読みやすかった。茶の美とは。名物・井戸茶碗がもともと朝鮮の雑器だった、というのは面白い。ゆえに、そこに美を見いだした茶人たちも、美の創造者である。三井記念美術館にて、井戸茶碗はじめいろんな茶碗が見られました。茶はよい。

  • さっちも

    日本を深く知れる一冊。例えば渋さという語。外国語に訳しようがこの語は、仏教の思想を茶道が美意識に昇華し、広く日本人の価値観に浸透している事が説明されている。 そして読ませる美文。民芸運動というムーブメントが起こるなっと思わせる、誇りと熱と陶酔に浸る読書でした。 茶道は「五蘊皆空」すべては空なりという諦観から、美醜、完全不完全、優劣、無価値価値といったニ元の執着から離れ、自由を目指す試みなのだと。壊れた器、無名の朝鮮陶工の雑器、窯で失敗し歪んだ器、自然で作為のないものに、評価に値しないものに価値を見出す

  • Mayu

    こういう本は私にとっては楽しむ読書というよりは、取り組む読書という感じで、普段読んでる本と比べてかなり難しく、頑張って読みました。柳さんの辛辣な批判が的外れでないだけに、一応家元系のお茶をお稽古している自分としては、次々繰り出される刀を必死で受けているような心持ちでしたが、熊倉先生の解説で、この封建的なものへの怨念とも言うべき嫌悪感は、戦後すぐという時代背景もあったのかなぁと思えるフォローがあって、ちょっと救われましたが。とは言え、仰っていることは至極もっとも、薄々なんか気になっていたことを、クリアにして

  • Yoshi

    柳宗悦の茶道論集、美の法門は美術全般だがこちらはどちらかというと題名通りの茶道の話。 先に読んだ禅茶録講話の話もよく出てきて理解ができた。 宗悦の家元批判的な物は結果として初期は茶の復権として上手に働いていたが、後半は自分も同じような権威になった時点で終わってしまった的な話を白洲正子のエッセイなどで読んでおり権威というものの不思議さをかみしめつつこれらを読み進めると、侘びる、寂びる、渋さや不完全等の美観やその不均衡さなどが感じ取れた。

  • たつのすけ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items