Books

パンダより恋が苦手な私たち

瀬那和章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065234235
ISBN 10 : 4065234239
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

月の葉書房の『リクラ』編集部で働く柴田一葉。夢もなければ恋も仕事も超低空飛行な毎日を過ごす中、憧れのモデル・灰沢アリアの恋愛相談コラムを立ち上げるチャンスが舞い込んできた。期待に胸を膨らませる一葉だったが、女王様気質のアリアの言いなりで、自分でコラムを執筆することに…。頭を抱えた一葉は「恋愛」を研究しているという准教授・椎堂司の噂を聞き付け助けを求めるが、椎堂は「動物」の恋愛を専門とするとんでもない変人だった!恋に仕事に八方ふさがり、一葉の運命を変える講義が今、始まる!

【著者紹介】
瀬那和章 : 兵庫県生まれ。2007年に第14回電撃小説大賞銀賞を受賞し、『under 異界ノスタルジア』でデビュー。繊細で瑞々しい文章、魅力的な人物造形、爽快な読後感で大評判の注目作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんたろー

    最近お気に入りの瀬那さんの新作は、無気力編集者・一葉を主人公に、イケメン准教授・椎堂、一葉が憧れる元売れっ子モデル・アリアの3人を主軸にした連作短編形式のラブコメお仕事小説。嫌々ながら恋愛相談コーナーを受け持った一葉が椎堂の専門「動物の求愛行動」を絡めて回答を考える形式がトリビア的に楽しめるし、一葉の成長や登場人物の心情が巧みに表現されているので素直に共感できた。人物設定や配置も巧みで、直ぐにでも連ドラ化できる内容は(現役を退いた身としては悔しいが)後輩に薦めたくなる。続編も期待できる締め方なのもニクイ!

  • ツン

    動物学者とモデルと恋愛相談コラム。変な三題噺のはずが絶妙なマリアージュに。瀬那さん、天才ですね。。ドラマ化してほしい。読んでいて何度も泣いた(それは泣きすぎかも。。)けど、何度も吹き出して。とても面白かったです。ただ、エピローグのまとめがちょっと微妙な気がしました。。それを差し引いてもとても良かったですけどね。

  • ゆのん

    夢も無くやりたくもない仕事を毎日なんとなくこなし、同棲中の彼氏に振られる雑誌編集者の主人公。むちゃぶりから恋愛コラムを執筆する事に。イケメン変人准教授から『私たちの恋に足りないものは、野生だ』の一言を受け、動物の求愛行動と絡めたコラムを書くことに。動物の求愛行動がとても興味深い。所々に出てくる有名人の名言も面白い。でも何と言っても主人公の心の声がかなり笑える。単なるラブコメとは違う面白さがある。人間達はもっと動物達から学べっ!と思ってしまう。複雑な感情は厄介だが、だから人生面白いのかも。

  • Ikutan

    ファッション誌に憧れて出版社に就職した一葉の所属は、習い事や趣味の記事をメインにした『リラク』の編集部。希望との違いに今一つテンション上がらず。ましてや恋愛経験も殆んど無いのに『恋愛コラム』の担当なんて...救いはコラムの執筆が憧れのモデル灰沢アリア。ところが彼女は一葉に全て丸投げ。先輩の紹介で訪ねた恋愛の専門家は、なぜか、野生動物の求愛行動の研究者。かくして、コラム『恋は野生に学べ』が始まった。なかなか面白い切り口。動物の求愛行動にはびっくりだし、イケメンの椎堂先生との恋の行方も気になる。続編希望だね。

  • そら

    タイトルが気になり手に取った新刊。編集者の一葉は雑誌企画の恋愛コラムをモデルのアリアに依頼する。生物学から恋愛法則のヒントを掴むため、イケメン准教授の椎堂に動物たちの求愛行動を取材する。彼氏に振られ、オラオラ言葉のアリアに振り回され、人嫌いの椎堂にちょっと気持ちが傾いていく。ベタな恋愛ものかぁーと思っていたら、まさかの違う切り口で物語が進んでいった。結果、仕事への熱意にジーンとし不覚にも涙が滲んだ。物語の閉じ方もいい。タイトルごとの動物たちの求愛も面白く、テンポよく引き込まれていく。予想外の面白さだった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items