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ふるやのもり

瀬田貞二著

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784834001945
ISBN 10 : 4834001946
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    瀬田貞二・再話、田島征三・絵。民話を再録したもの。泥棒とオオカミの取り合わせも絶妙だし、お話の展開もスピーディーかつ創造性に富む。しかも、結末かと思われた後に、さらに猿のシッポと顔の由来譚のオマケが付いている。田島征三の太い描線のラフなタッチも民話スタイルのこのお話にはピッタリ。なかなかに味わいのある絵本。読み聞かせにも向いていそうだ。

  • seacalf

    カフェデッキ四冊目。これも相当おさない頃に読んだ貰った記憶が。この絵本の影響で、猿の顔面やしっぽの話をけっこう信じていた覚えがある。

  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    貧しい老夫婦の家に悪心から込んだ狼と泥棒。やがて始まる怖いもの合戦にほくそ笑んでいた一人と一匹だったが、老夫婦が一番、恐れているのは「ふるやのもり」だった。その「ふるやのもり」の正体とは・・・?子供の頃に読んでいたら「ふるやのもり」の正体に「何故、これが怖いのだろう?」と首を捻っただろう。しかし、大人になった今ではそれがどれ程、怖いかが分かる!そして猿のある謂れも明かされますが、猿と狼は災難でしたね。奧付の猿と狼のしょぼくれて帰る姿に可哀そうだけど、笑っちゃいました。

  • anne@灯れ松明の火

    読み聞かせ講座の課題。この世で一番怖いものは、ふるやのもり? 泥棒より、オオカミより怖いって、一体なに? 話は知っていたが、きちんと読んでみたら、面白かった。昔話、いいなあ。おはなしライブで読んでみたい。講座では、テキストだけで読んだのだが、やはり絵も見てみたくて、終了後、隣市に寄った。いろんな画家さんで絵本化されているようだが、先生オススメはこちらの田島征三さんとのこと。

  • gtn

    「群盲象を評す」の説話を思い浮かべる。遠い昔より、ほんの一部の知識で全体を評価することを戒めているのに、現代人、特にマスコミや政治家は相も変わらない。

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