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雑草ラジオ 狭くて自由なメディアで地域を変える、アマチュアたちの物語

瀬戸義章

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862763280
ISBN 10 : 4862763286
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2023
Japan

Content Description

その時、声を届けられるように。アマチュア集団が作った「背負って運べるラジオ局」が世界一の災害大国に広がり始める!先駆者たちの軌跡から、開発・実装のドタバタまで―日本〜インドネシア、縦横無尽の物語。

目次 : 1 先駆者たちの伝記(小さなラジオ局、火山の村を変える/ 復興から、多文化共生へ/ ラジオ局同士をつなぐ)/ 2 「持ち運べるラジオ局」への挑戦(合宿&発明コンテスト/ インドネシアと日本の知恵/ 熊本地震の体験から/ そして社会実装へ/ 災害ラジオの未来 ほか)

【著者紹介】
瀬戸義章 : 作家・ライター。特定非営利活動法人BHNテレコム支援協議会プロジェクトオフィサー。1983年生まれ。神奈川県川崎市出身。長崎大学卒業。物流会社でマーケターとして勤務後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんい

    日本で規定されているコミュニティFMを、インドネシアの災害(地震、噴火)の多い地域で災害対策に活用できないか。単に災害の多い地域を「支援する」「拡める」というよりも、「できるだけ多くの人に、災害時でも活用可能なメディアで情報を届け、被害を相対的に最小化させたい」という思いの強さで自分たちですべてセットアップしていく進め方は、とても良いと思った。「迷惑になるのではないか」「無駄になるのではないか」というリスク回避の考えに立たず、まずやってしまってそこから調整していく。

  • とろりんとう

    アマチュア集団が作った「背負って運べるラジオ局」が日本とインドネシアでの活用されるまでと、両国の災害時のコミュニティラジオの活動を記録。国が整備に乗り出すと現場での情報は遅れる他、必要な情報が届かない。地元民によるコミュニティラジオの重要性を理解。インドネシアの自然と共に生きる姿が日本に重なる。また、今の世界を見ると、インドネシア農村社会のムシャワラ文化(@自分の意見を言うだけでなく相手の意見を認める。A勝ち負けの白黒をはっきりさせない。B結論を出さないまま何となく皆の意見をまとめる。)の必要性を感じる。

  • まっちけん

    元ラジオ人間として期待はしてたけど、期待をはるかに超えていい本だった。この時期に読めたのもよかった。筆者のバイタリティと確かな筆力に舌を巻いた。コミュニティラジオが能登の復興の力になってほしいと願って。

  • takao

    ふむ

  • okatake

    私の生まれる前からあるマスメディアとしてのラジオが存在しています。 デジタル空間で生活している私たちが困難な状況に陥った時に一番に正確な情報を的確にすばやく伝えてくれるものはラジオかもしれません。 東日本大震災でも注目されましたが、その20年前の阪神淡路大震災からもその威力を発揮していました。もちろん、海外でも。 この書は、日本とインドネシアでのコミュニティラジオの歴史をたどりながら、現在の技術力の中で素早くラジオ局を立ち上げるノウハウを伝えています。大切な情報をどう伝えるか。大切な視点です。

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