Product Details
ISBN 10 : 4416114486
Content Description
2013年に行われた瀬戸内国際芸術祭をきっかけに、芸術やデザインによって持続可能な社会づくりを模索している「小豆島 醤の郷+坂手港」。島外から参加した若い世代のアーティストやデザイナーは、地元の住民や行政と一体となって、確執や批判を引き受けながら、自分たちの「生き方」の問題としてプロジェクトをつくりあげている。本書は、その構想から実践、検証、長期的なビジョンを記録・発信することで、日本各地で起こりうる社会的な問題を解決するためのヒントを提示するソーシャルデザインの参考書。人口分布や産業、地形といった観点から現代日本の縮図といえる小豆島での取り組みは、日本の未来を見すえるうえで、ひとつのモデルケースとなるはずだ。既存の地域振興プロジェクトとの違いは、他者が一方的に主導するのではなく、「自らが変わること」で住民たちとの関係を育み、相互の意識を変えていくこと。本書は、いまなお継続している運動体のプロジェクトそのものであり、行政や教育、各種団体・活動の運営者など、さまざまな立場で地域社会に関わる人へ新たな指針を示している。
【著者について】
ディレクター 椿昇(つばき・のぼる):1953年京都市生まれ。関西を拠点に1980年代から活動する現代美術作家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科学長
企画・デザイン 原田祐馬(はらだ・ゆうま):1979年大阪生まれ。デザイン事務所「UMA/design farm」代表。アートディレクター・デザイナーとして活動するほか、CRITICAL DESIGN LAB.やデザインイベント「DESIGNEAST」、GALLERY9.5のディレクターを務める。京都造形芸術大学非常勤講師。
企画・編集 多田智美(ただ・ともみ):1980年大阪生まれ。編集制作会社「MUESUM」代表。2008年より京都造形芸術大学ウルトラファクトリーにてULTRA FACTORY PRESS(現・BY EDIT)ディレクターを務める。「DESIGNEAST」ディレクター。京都造形大学非常勤講師。
【著者紹介】
椿昇 : 1953年京都生まれ。関西を拠点に、1980年代から活動する現代美術作家。京都造形芸術大学教授、美術工芸学科学長。2009年、京都国立近代美術館「GOLD/WHITE/BLACK」展。2010年、六本木アートナイトメインアーティスト
原田祐馬 : 1979年大阪生まれ。デザイナー。2007年、UMA/design farm設立。ブックデザイン・グラフィックデザイン、エキシビジョンデザインなど手がける。ULTRA FACTORY「ZZZ」ディレクター、「DESIGNEAST」ディレクター、京都造形芸術大学非常勤講師
多田智美 : 1980年生まれ。編集者。MUESUM代表。「出来事の創出からアーカイブまで」をテーマに、書籍やイベントの企画・編集を手がける。ULTRA FACTORY「BY EDIT」ディレクター、「DESIGNEAST」ディレクター、京都造形芸術大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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それいゆ
読了日:2014/07/16
KakeruA
読了日:2014/12/19
Junko Yamamoto
読了日:2016/10/04
岡本 雄大
読了日:2024/10/09
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