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Books

怪談男爵 籠手川晴行 集英社オレンジ文庫

瀬川貴次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086803991
ISBN 10 : 4086803992
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

花咲く帝都に怪異を愛する美貌の男爵あり。ひと呼んで怪談男爵!
男爵家の当主ながら定職に就かず、裕福な姉の嫁ぎ先からの援助で悠々自適の生活をおくる、美貌の青年・籠手川晴行。
怪異を愛する彼はひとたび奇妙な話を聞けば、首を突っ込み東奔西走。二枚目歌舞伎役者・市川翔燕の婚約者を悩ませる、不気味な音の原因は?(第一話「幽世(かくりよ)の音」)
老舗の味噌蔵の嫡男を入り浸っている遊郭から連れ戻す約束をするが、娼妓・“真ほろし”は異常な反応を示して……?(第二話「まぼろし花魁」)
放蕩男爵である晴行とは対照的に勤勉な幼馴染みの次期子爵・静栄の家に、深夜現れた十二単姿の女の正体とは?(第三話「屏風小町」)
怪奇譚を探し求めていた三流新聞の下っ端記者・諏訪虎之助は偶然知り合った晴行たちとともに、幽霊の泣き声がするという家に泊まることになり……?(第四話「泣く家」)
他1編を加え、花咲く帝都を舞台に大正モダン怪奇譚開幕!


【著者紹介】
瀬川貴次 : 1991年『闇に歌えば』でデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ネムコ

    籠手川晴行氏は無職である。しかし姉の嫁ぎ先からの援助で、金も暇もある。そんな彼が「困っている方がいるなら一肌脱ぎましょう」といったぬるい感じでトラブルに関わってゆく。怪奇大好き!とか、悪人許すまじ!みたいな熱い思い入れもないので、決着の付け方も常識に囚われない温情あるもので読後感もよい。続きが出たら読んでみたい。

  • のこ🐈

    面白かったです。軽めのホラーミステリー……なのですが、文体や描写が軽いからそう感じるだけであって、ひとつひとつのお話はかなりエグいです。っていうか、まさに「マジでそいつら人でなし」と思ってしまうほどの。ホラーの怖さよりも、そっちが気になる1冊でした。でもって。「心霊事案を取り扱う役所」だとか「怪談話好きの編集長」だとか、あとがきとか、長らくの瀬川先生ファンだと思わずニヤニヤしてしまう文言やら設定やらがチラチラ見えて、それもまた楽しかったです。続編があるなら絶対読みたい。楽しみに待っております。

  • よっしー

    瀬川さんの作品との事で手に取りました。怪談なので、怖いなと思う話が主となっているのですが、ハルちゃんの陽気な感じに引っ張られて楽しく読めました。シズちゃんの真面目だけどユーモアのある感じも良かったです。この二人のコンビも楽しかったのですが、新聞記者であるトラさんも加わったらもっと賑やかでした。ただ、怪異といっても元々は人間の作り出した悪意の結果なので、やるせない気持ちにもなりますね。

  • あゆ

    男爵家の当主の籠手川晴行は悠々自適に暮らしながら、怪異の噂を聞くと首を突っ込んでしまう。そんな彼にいつも甘味をだしに一緒に巻き込まれる幼なじみの静栄。2人が遭遇するのは怪異とその裏にある人の闇だった。結構悲惨な事件もありますが主人公達の掛け合いが楽しくあまり重くなりすぎずに読む事が出来ました。面白かったです。

  • さくさくと♪大正時代は、和洋半々だったのですね、大正時代は知らなすぎる…。男爵さんの優しさが、空気を温かくしてて読みやすかったです^ ^

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