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科学報道の真相 ジャーナリズムとマスメディア共同体 ちくま新書

瀬川至朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480069276
ISBN 10 : 4480069275
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ新聞・テレビの報道で失敗がおこるのか。そして市民の不信感を起きおこすのか?長年科学報道の第一線に身をおいていた著者が、福島第一原発事故・STAP細胞事件・地球温暖化など、著名な事例を検証。さらに、研究機関や政府側からの発表攻勢、報道機関の自主規制、科学的不確実性の伝え方、社内組織のパワーバランスなど、科学報道がかかえる問題を分析。科学事件の構造、マスメディア自体が直面する課題を、生々しい現場から浮き彫りにする。

目次 : 序章 科学報道はなぜうまくいかないのか/ 第1章 メディアはなぜ見抜けなかったのか―STAP細胞問題/ 第2章 なぜ大本営発表報道といえるのか―福島第一原発事故/ 第3章 懐疑論をどう「公平・中立」に報道するのか―地球温暖化問題/ 第4章 マスメディア共同体の構造/ 第5章 「客観報道」と「公平・中立報道」の問題点を考える/ 終章 科学ジャーナリストは科学者とどう向きあうべきか

【著者紹介】
瀬川至朗 : 1954年岡山市生まれ。東京大学教養学部教養学科(科学史・科学哲学)卒業。毎日新聞社でワシントン特派員、科学環境部長、編集局次長などを務める。現在は早稲田大学政治経済学術院教授。早稲田大学ジャーナリズム大学院プログラムマネージャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 樋口佳之

    科学ジャーナリスト志望の方(狭っ。いるのかしら?)なら一読の価値ありでしょうか。

  • oooともろー

    題名は「科学」だが、ジャーナリズム全般に通ずる内容。「どこそこの新聞は偏向してる」などという考えがいかに馬鹿げているかがよくわかる好著。

  • Reading

    ジャーナリズム論について語られた書籍は何度か読んだことがありますが、科学報道に関する書籍は初めて読みました。 STAP細胞報道や福島第一原子力発電所事故報道の問題点や課題について解説されています。

  • ドクショモンスター

    記者クラブの存在など、日本の報道の問題が、科学系の場面ではどのような問題となってあらわれるのか具体的に理解することができた。

  • Ex libris 毒餃子

    まとめは目新しい意見とは思えなかったが、事例検証については読む価値あり。

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