Books

日本ジャズの誕生

瀬川昌久 / 大谷能生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791764570
ISBN 10 : 4791764579
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

古典ジャズ史の第一人者から、日本ジャズが誕生し日米開戦をともにピークに達するさまを詳細に聞き起こす。現在のダンス・ミュージックのルーツを探り、「ポップ」の誕生の謎に迫る、音楽革命の指南書。

【著者紹介】
瀬川昌久 (評論家) : 1924年、東京都生れ。東京大学法学部卒業。音楽・演劇・ミュージカル評論家。『月刊ミュージカル』編集長。戦前のミュージシャンのレコードの発掘、紹介を精力的に行う

大谷能生 : 1972年生れ。ミュージシャン、音楽批評家。菊地成孔ともに東京大学、映画美学校で講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • zirou1984

    いかにも昭和チックなロシア・アヴァンギャルド風の表紙からしてたまらない。半世紀ほども年の離れた瀬川氏と大谷氏の対談で明らかになるのは、戦前におけるスウィング時代のビッグバンド・ジャズは日本もアメリカとリアルタイムで盛り上がっており、クオリティに於いては時に上回るほどのものが生まれていたという驚きの事実であった。特に昭和十年代までは流行歌とダンス音楽が一緒になって、互いに最新のサウンドを競い合うバンドサウンドとダンスホールが一体化していたものが、戦後になって分裂・細分化していった話は寂しさが滲み出ている。

  • さえきかずひこ

    瀬川氏のお名前は12,3年前から存じていたし、レコードコンサートに足を運んだりして、戦前戦中ジャズもそれなりに愛好していたが、大谷氏ご本人から「今、瀬川先生にインタビューをしているんだよ」というお話を伺ったときはひどく嫉妬の念にかられたもので、自分でも不思議だった。瀬川氏の著作への橋渡しとしての一冊にもなりそうな本作は日本ジャズ史に興味のあるかたは必読。大谷氏が指摘するようにWW2を挟んで、日本のポップスは様変わりしている。その変遷をつぶさに見ていくことは、ポップス研究の大きな可能性になりうるだろう。

  • nureyev

    ようやく読了 ジャズとあるが、昭和初期から戦争が始まるにかけてどのように海外からポピュラー音楽が入り、それが日本で独自に発展して行ったかという内容 日本のポピュラー音楽のルーツを知る上で書かせない一冊

  • qoop

    ダンスミュージック(の総称)としてのジャズ受容/変遷史というのは実に面白く、意外でもあった。欧米の流行を追い求め、血肉とし、換骨奪胎して行く様子は読みながら興奮をおぼえた。確かに「青空」「アラビアの唄」「山寺の和尚さん」...今になって思いだしてみれば、どれも実にモダンだもんなぁ。

  • ゆこたか

    刺激的で面白い。今年のベストか・・・!?戦前の日本の音楽シーン(大衆音楽もクラシック系も含めて)には私たちにとって大きなヒントが眠っているような気がしてならない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

HMV&BOOKS online Recommend

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト