Product Details
ISBN 10 : 4787233610
Content Description
近代以前は生活の場であり宗教的・医療的な行為がおこなわれていた海辺は、明治・大正期以降に海水浴の広がりとともにレジャーの楽園になり、男女の出会いや別れ、恋愛の物語を織り成す空間になっていった。戦後には「アメリカ」「太陽族」「湘南」「南国リゾート」などのブームを経て、多様なひと夏の物語を作り出してきている。海辺と恋愛の100年にわたる物語をたどり、海辺がもつ独特の引力を描く文化史。
目次 : 第1章 物語の発生―夏の海辺と出会い/ 第2章 明治後期の海辺の物語―口絵と演劇に見るイメージ/ 第3章 男たちの海辺―文学作品から感性を読む/ 第4章 映画・スポーツと“肉体”―大正期のまなざし/ 第5章 不良から太陽族へ―海辺と“アメリカ”/ 第6章 カリフォルニアと南の島―イメージとしての一九八〇年代
【著者紹介】
瀬崎圭二 : 1974年、広島県生まれ。広島大学大学院文学研究科准教授。専攻は日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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読了日:2014/03/02
vonnel_g
読了日:2014/01/25
チタカアオイ
読了日:2022/04/19
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