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渡邉洪基 衆智を集むるを第一とす ミネルヴァ日本評伝選

瀧井一博

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784623077144
ISBN 10 : 4623077144
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

渡邉洪基(一八四八〜一九〇一)明治期の官僚、政治家。帝国大学(今日の東京大学)の初代総長であり、民権運動に対する政府の弾圧策として悪名高い「集会条例」の起草者。その一方で、国家学会や統計協会など多くの学会や組織の立ち上げに関わり、「三十六会長」と言われる。本書では、日本の近代化を支える「知」のあり方を追求した明治国家の造形者のひとりとして、渡邉に新たな光を当てる。

目次 : 第1章 幕末の思想形成/ 第2章 維新官僚への転身/ 第3章 欧州への赴任―societyの発見/ 第4章 萬年会、統計協会、東京地学協会―societyの移植/ 第5章 新たな「治国平天下」の学を求めて/ 第6章 帝国大学初代総長/ 第7章 国家学会の創設/ 第8章 晩年―媒介者の最期

【著者紹介】
瀧井一博 : 1967年福岡県生まれ。1990年京都大学法学部卒業。1995年同大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、国際日本文化研究センター教授。博士(法学)。著作『文明史のなかの明治憲法―この国のかたちと西洋体験』講談社選書メチエ、2003年(大佛次郎論壇賞、角川財団学芸賞)、『伊藤博文―知の政治家』中公新書、2010年(サントリー学芸賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あまたあるほし

    知られざる能吏にして大政治家を描いた一冊。日本の学問の成り立ちがよくわかる。伊藤博文と歩んだ道が、学会に与えた影響の大きさは計り知れない。

  • pocahiro

    自分が読んでいる史料に度々出現し、興味を得たので読了。オーストリアの公使を終え、帰任する際に立ち寄ったロシアで、議論偏重となり政府批判の温床を、同国の工業化の遅れの原因と見做したという記述は興味深かった。

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