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ISBN 10 : 4805511303
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インドに興った仏教はどのように受容されたのか。中国固有の伝統思想との交渉、民族間の対立、割拠する王権や僧団とのかかわりの中で展開された多彩な「仏のかたち」を浮かび上がらせる18篇の論考を集録。
目次 : 総論 後漢から南北朝期の仏教美術―仏教の受容と仏像のかたち/ 1 仏教受容早期の仏教美術(漢代の立体人物像にみる具象と抽象―中国における仏像制作の前史として/ 中国早期仏像の諸問題―近年報告された長江流域の作例をめぐって/ 北涼石塔にあらわれた易経八卦と七仏一弥勒造像)/ 2 南北朝前期の仏教美術(中国式仏像の出現/ 北魏平城期の雲岡石窟/ 北魏平城時代の山西における石造単独像について―如来像と重層塔を中心に/ 龍門石窟北魏窟/ 四川で出土した南北朝時代の仏教石像をめぐって)/ 3 南北朝後期の仏教美術(敦煌石窟西魏窟/ 北朝〓(ぎょう)城の趙彭城北朝仏寺と北呉庄仏教造像坑出土像/ 東魏・北斉の響堂山と青州造像の比較研究/ 河北出土北朝期白玉像考/ 小南海石窟の観経変について/ 麦積山石窟造像研究―北周窟を中心として/ 護法神信仰から見る南北朝時代中国仏教の一側面)/ 4 仏教美術の周辺(道教の成立と初期道教美術/ 山東省の石経/ 水浴寺石窟における寄進と記念)
【著者紹介】
濱田瑞美 : 1972年生。横浜美術大学美術学部准教授。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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