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松前藩 シリーズ藩物語

濱口祐介

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784768471432
ISBN 10 : 4768471439
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

戦国動乱、北海の覇者、松前氏により立藩。アイヌ交易で繁栄を極めた、最北の城下町・松前。極北の藩ゆえの宿命か。北の守りと異民族の窓口。転封の危機を乗り越えわずか1万石の小藩が、大役を背負い続けた。松前藩の苦悩の歴史を辿る。

目次 : 第1章 松前藩誕生―十七世紀前期まで・最果ての動乱の覇者蛎崎氏は、天下統一の時運を味方に大名松前氏へと脱皮する。(武田信広登場/ 松前藩誕生/ 異例ずくめの藩制/ 和人地の形成)/ 第2章 藩政の混迷と改革―十七世紀後期〜十八世紀中期・蝦夷地支配の強化に成功するも、藩政は混迷。「名君」松前邦広が改革に乗り出した。(先住民の天地/ シャクシャインの戦い/ 混迷する藩政/ 享保藩政改革)/ 第3章 ロシアの接近と蝦夷地の変容―十八世紀後期・続発する異国船来航と再びのアイヌ蜂起。松前藩は試練の時代を迎えた。(松前藩と商人たち/ 日露両国の邂逅/ クナシリ・メナシの戦い/ 蝦夷地喪失)/ 第4章 北門の鎖鑰―十九世紀前期〜中期・消失の憂き目にあった松前藩は復活。小藩ながら、海防の最前線に立たされる。(梁川藩主松前氏/ 新生・松前藩/ 転封の危機ふたたび/ “海防城”の城主)/ 第5章 幕末維新期の松前藩―十九世紀後期・父祖の地松前が戦場に!怒涛の時代を生きた松前藩の行末―。(ペリー来航と松前藩/ 松前崇広、―幕府老中に就任す/ 松前藩の“クーデター”/ 松前藩と箱館戦争)

【著者紹介】
濱口裕介 : 千葉県生まれ。2007年立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程前期課程修了。現在は、足立学園中学校・高等学校常勤講師。専攻は、日本近世史

横島公司 : 岩手県生まれ。2013年立教大学大学院文学研究科史学専攻博士課程後期課程満期退学。現在は、札幌大学女子短期大学部助教。専攻は、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 軍縮地球市民shinshin

    日本最北の藩、松前藩の一般向け通史。非常に分かりやすく、また内容も面白い。戦国史にもう少し頁を割いて欲しかったが、まぁ江戸時代の藩がメインだから仕方がないか。アイヌ蜂起、ロシアの接近、借金、相次ぐ幼君などに苦しめられながらの藩を維持していったのは並大の抵の苦労ではないだろう。最近北方関係史は「アイヌの悲劇」ばかりが取りざたされ、松前藩は無条件で「悪者」だったが、そうではないことも分かった。おすすめ。

  • ポニョ駅長

    北国の小藩・松前藩。 蝦夷地という立地故、特殊な成り立ち変遷を辿っており、 光と闇を併せ持つ藩のようです。 松前藩から見る函館戦争は苦難の連続で、旧幕府軍以上の悲哀が漂います。 新選組の永倉新八が松前出身と知らなかったので、個人的に大きな発見でした。

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