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ISBN 10 : 4022953454
Content Description
いつの時代も「罰ゲーム」だった!?波瀾万丈の歴史をたどる。常に「日本型雇用システム」の重要なアクターであり続けてきた管理職。終戦直後は労働運動の先頭に立って経営者を追及し、半世紀前には人員過剰・ポスト不足から企業の悩みの種ともなった。さらに、名ばかり管理職、ホワイトカラーエグゼンプションの問題を経て今日、働き方改革から取り残され、部下の仕事まで背負い込み、その言動がパワハラとされることに恐れおののいている。戦後日本社会の変遷から浮かび上がる本質的課題を描き出す。
目次 : 序章 雇用システムと管理職/ 第1章 労働組合のリーダーから経営側の尖兵へ/ 第2章 管理監督者と管理職の間/ 第3章 管理職問題の時代/ 第4章 管理職組合の挑戦/ 第5章 年俸制と企画業務型裁量労働制/ 第6章 名ばかり管理職とホワイトカラーエグゼンプション/ 第7章 女性活躍と高度プロフェッショナル制度/ 第8章 管理職はつらいよ
【著者紹介】
濱口桂一郎 : 1958年大阪府生まれ。労働政策研究・研修機構労働政策研究所長。東京大学法学部卒業。労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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