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管理職の戦後史 栄光と受難の80年 朝日新書

濱口桂一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022953452
ISBN 10 : 4022953454
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

いつの時代も「罰ゲーム」だった!?波瀾万丈の歴史をたどる。常に「日本型雇用システム」の重要なアクターであり続けてきた管理職。終戦直後は労働運動の先頭に立って経営者を追及し、半世紀前には人員過剰・ポスト不足から企業の悩みの種ともなった。さらに、名ばかり管理職、ホワイトカラーエグゼンプションの問題を経て今日、働き方改革から取り残され、部下の仕事まで背負い込み、その言動がパワハラとされることに恐れおののいている。戦後日本社会の変遷から浮かび上がる本質的課題を描き出す。

目次 : 序章 雇用システムと管理職/ 第1章 労働組合のリーダーから経営側の尖兵へ/ 第2章 管理監督者と管理職の間/ 第3章 管理職問題の時代/ 第4章 管理職組合の挑戦/ 第5章 年俸制と企画業務型裁量労働制/ 第6章 名ばかり管理職とホワイトカラーエグゼンプション/ 第7章 女性活躍と高度プロフェッショナル制度/ 第8章 管理職はつらいよ

【著者紹介】
濱口桂一郎 : 1958年大阪府生まれ。労働政策研究・研修機構労働政策研究所長。東京大学法学部卒業。労働省、欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局厚生労働調査室次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Francis

    「ジョブ型」「メンバーシップ型」なる雇用形態の名称を定着させた労働省出身の労働法研究者濱口桂一郎先生の新著です。第4章2「管理職ユニオン」以降で展開される議論は同時代を生きた私にとって既視感ありまくりです。私も最初の公務員時代○○専門官なる係長待遇のスタッフ職をあてがわれ、長時間残業に勤しむも年功給故にコスト削減のためリストラ要員となり法人化して8年後退職に追い込まれた経験があります(^^;今の職場も管理職は部下の残業時間管理など本当に大変そうです。管理職は日本的雇用問題の極北であると言えましょう(^^;

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