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ISBN 10 : 4874989225
Content Description
日中戦争、アジア太平洋戦争を生き抜いた人びとの敗戦後の道のりをたどり、彼ら彼女らが後世の日本人に向けた「遺言」を届ける。
目次 : 貫いた新憲法の精神―ある震洋特攻隊員の「戦後」/ 終わりなき闘い―元BC級戦犯の叫び/ 重慶爆撃の深い傷―被害者は忘れない/ 遺骨の「戦後」―ニューギニアからの報告/ 消えた五粒の乾パン―忘れ得ぬ台湾の少年/ 残された一枚の写真―軍属の父の足跡求めて/ 悲しみの空 繰り返させぬ―ある学童疎開世代の「戦後」/ マーシャルからの手紙―大海原越えた友情/ 「俺たちは野良犬じゃない」―ある戦争孤児の人生/ 父島事件 真相の一端―元日弁連会長の証言/ 平和と友好の灯火掲げ―あるサイクリストの実践/ 修羅と餓鬼を生きて―ある出陣学徒の戦場詠/ 命ある限り友好求め―元人民解放軍女性兵士の「戦後」/ 明かされた極秘文書―731部隊に送り込まれた兄/ 湯の花トンネル銃撃空襲―中央本線419列車の悲劇/ ゼロ戦「神話」の実相―ベテラン搭乗員の歩んだ「戦後」/ 忘れられた日本人―フィリピン残留二世/ 遠き日の平和島―大森捕虜収容所遺聞/ 和解へ二度目の着地―ある日米友好交流史/ 「事実を伝え、憎しみは伝えない」―捕虜だった祖父、叔父が語る戦争〔ほか〕
【著者紹介】
沢田猛 : 1948年、東京・大森に生まれる。1975年毎日新聞社に入社。2008年東京本社社会部編集委員を最後に定年退職。中央大学、法政大学の両大学で兼任講師、全国空襲被害者連絡協議会(全国空襲連)の事務局長など務めた。主な著書に『黒い肺』(未来社、JCJ〈日本ジャーナリスト会議〉奨励賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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