Product Details
ISBN 10 : 4623077810
Content Description
バブル崩壊後、日本の経営は「雇用重視」「株主重視」に揺れ、日経連(当時)報告書「新時代の『日本的経営』」以降は、雇用形態の多様化、成果主義など米国流の人的資源管理の流れが強まった。リーマン・ショック以後は、派遣、非正規雇用の問題が顕在化し、日本の労務管理の変容は複雑な様相を呈している。本書はそうした課題の根幹にある理論の流れを再検証し、人間性重視の観点からその解決方途と今後の行方を展望する。
目次 : 第1章 管理問題の発生と展開/ 第2章 管理の構造と発展/ 第3章 ヒトの管理をめぐる変遷―日米比較を通して/ 第4章 人的資源管理としての日本型雇用とその変容/ 第5章 企業内教育訓練・能力開発の課題―キャリア形成支援との関連から/ 第6章 労働時間管理の変化と働く者のニーズ/ 第7章 賃金管理と処遇問題/ 第8章 多様な紛争解決システムと労働組合/ 終章 日本型人的資源管理の行方
【著者紹介】
澤田幹 : 1959年生まれ。滋賀大学経済学部経営学科卒業、滋賀大学大学院経済学研究科修士課程修了、同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)中退、金沢大学経済学部講師、同大学助教授、同大学教授を経て、金沢大学人間社会研究域経済学経営学系教授(経済学類担当)
谷本啓 : 1971年生まれ。同志社大学商学部卒業、同志社大学大学院商学研究科博士課程(前期課程)修了、同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)中退、同志社大学商学部専任講師、同大学助教授を経て、同志社大学商学部准教授
橋場俊展 : 1971年生まれ。同志社大学商学部卒業、同志社大学大学院商学研究科博士課程(前期課程)修了、同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)中退、北海学園北見短期大学専任講師、北海学園北見大学商学部専任講師、三重大学人文学部助教授、名城大学経営学部准教授を経て、名城大学経営学部教授
山本大造 : 1968年生まれ。松山大学経営学部卒業、松山大学大学院経営学研究科修士課程修了、同志社大学大学院商学研究科博士課程(後期課程)中退、愛知大学経営学部専任講師、同大学助教授を経て、愛知大学経営学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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