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ISBN 10 : 4759815147
Content Description
本書は、序章で「性と生殖」について述べたあと、Part1では、「動植物の有性生殖機構に関する概論」と、「動植物共通の雄性配偶子膜融合因子GCS1」について記した。Part2とPart3では、動植物や単細胞生物を門(あるいは亜門や綱)ごとに分類し、それぞれの受精機構について、いわば縦断的にまとめ、Part4では、有性生殖様式と進化、精子活性化と走化性、受精のオルガネラ選択について横断的にまとめている。
目次 : 1 見えてきた受精の基本原理(動物と植物の受精機構―その多様性と共通性/ 配偶子融合―動植物・原生生物の受精に共通する配偶子融合因子)/ 2 単細胞生物と植物の受精(細胞性粘菌の有性生殖/ 藻類の有性生殖/ コケ・シダ植物の受精/ 被子植物の受精1―自家不和合性因子の多様性と共通原理/ 被子植物の受精2―花粉管の伸長とガイダンス、配偶子の融合、核の合一)/ 3 動物の受精(線虫の受精/ 刺胞動物(クラゲ)の受精/ 棘皮動物の受精/ 原索動物(ホヤ)の受精/ 軟体動物の受精/ 両生類の受精/ 鳥類(ニワトリ、ウズラ)の受精/ 哺乳類における受精の分子メカニズム)/ 4 受精様式と進化(同形配偶子生殖から卵精子生殖への進化/ 精子運動と活性化と走化性/ 受精とオルガネラ―ミトコンドリア、プラスチド、ペルオキシソーム)
【著者紹介】
澤田均 : 1954年富山県生まれ。1982年北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。現在、名古屋大学大学院理学研究科教授。薬学博士。おもな研究テーマは、「ホヤの受精機構に関する研究」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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