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冤罪凶状 公事宿事件書留帳

澤田ふじ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344027343
ISBN 10 : 4344027345
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2015
Japan

Content Description

正体不明の五人組の武士に突如襲われた菊太郎。自慢の剣技で暴漢を一蹴しながら、公事宿「鯉屋」が密かに再調査を始めた強盗殺人事件にかかわる者の仕業ではないか、と察知する。すでに下手人は打ち首にされ、世間からも忘れ去られようとしている事件の真相に、いったい何が隠されているのか…。冤罪を信じる家族の切なる想いに応えようとする鯉屋の面々。胸を打つ人間ドラマを情感豊かに描く表題作ほか全6編収録。堂々の第22集!

【著者紹介】
澤田ふじ子 : 1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現愛知県立大学)卒業。73年作家としてデビュー。『陸奥甲冑記』『寂野』で第三回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    NHKドラマ『はんなり菊太郎』にもなったシリーズ最新作。認知症になった父親を放り出そうとしたり、成績を上げるために冤罪によって無実の人を死に追いやったり、江戸という舞台を借りながら現代にも通じるドラマを描いている。

  • あかんべ

    いじめに老人介護などの今も問題になるテーマが多かったが、その解決にはもう少し新しい斬り口がほしかった。精神を病んだ者に昔はその程度の治療方なのかと考えさせられた

  • オレンジ。

    はて、公事宿事件書留帳って、菊太郎さんて、こんなだったかな?と思った。思い人のお信も、その娘のお清も出て来なかったし、飼い猫のお百の餌の話だけは少しあったか。澤田節が随所に出てきて、今の社会問題をうまく取り入れてあったが、テンポが違う?何かが違う?って聴きたくなってしまう(^.^)

  • ソババッケ

    シリーズ22作目。前作で突然にお信の娘・お清が14歳で登場した。今回の新しい展開に期待したのだが、お清は登場せず残念。お信もちょっと顔見せ程度。したがっていつもの6つの連作短編。のんびりと物語に浸っていたいようなものばかり。なんとなく「日本むかしばなし」を読んでいるような気持になる(笑)。作者ももうすぐ70歳か、物語に人間の本質のようなものがにじむ作品が多い。ある面、物事の道理を押し付けてくる感じもあるのだが、わりとさらりとしていて、後を引かない。このまま次作が出ればまた読むんだろうな・・・。★3.5

  • り〜くん先生・酒豪友の会

    やっと見つけたシリーズ最新作、お信さんも娘さんもほとんど出てこないけど、菊太郎のスーパーマン的な活躍と人の心のおかしさが満載でした。某国営放送のはんなりのほうもそろそろやらないかな。

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