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准教授・高槻彰良の推察ex 角川文庫

澤村御影

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041111536
ISBN 10 : 4041111536
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2021
Japan

Content Description

高槻の研究室に、日本史の三谷教授が市松人形を持って訪ねてきた。人形の写真をブログに載せたところ、元の持ち主の孫から連絡があったという。人形の髪がのびたり、勝手に動き出したりしたため、気味悪がった母親に捨てられたそうだ。怪異の匂いを嗅ぎつけた高槻は嬉々として調査に乗り出し…?ほか、佐々倉と高槻の休日や尚哉が飼っていた愛犬との切ないエピソードなど、キャラクターの魅力満載のスペシャル番外編!

【著者紹介】
澤村御影 : 神奈川県横浜市出身。2016年に第2回角川文庫キャラクター小説大賞“大賞”を受賞した『憧れの作家は人間じゃありませんでした』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ひさか

    2021年7月角川文庫刊。書下ろし。シリーズ番外編。通算7作目。お人形あそびしましょ、わんこくんのわんこの話、俺の友達の地味メガネくん、休日は本棚を買いに、の4つの連作短編。それぞれ、高槻、尚哉、尚哉の友人の難波、高槻の幼なじみの佐々倉を主人公にした内容。刑事の佐々倉の同僚が所属する異捜という部署のことがチラッと出たが、本編で関わってくるのだろうか。そうだとするとかなり楽しみ。

  • mariya926

    シリーズ番外編でした。『あこがれの作家は人間ではありませんでした』とリンクしそうな感じですね。結構テンポが早かったのでそろそろ最終回かと思ったら、もう少し続きそうです。高槻教授の過去が分かったらラストですが、まだ予測がつかないです。何気に助手の主人公の良い所を発見する人たちも現れて、また教授仲間とかも現れて…。実は高槻教授は自分では気がついていないだけで、結構異界の人たちを引き付けている気がします。

  • ちょろこ

    ほっこりタイムの一冊。本編とはまた違う味わい。強いて言えばおやつを食べているようなほっこりタイム。それはまさに幸せタイム。一話目はどストライクな市松人形の怪異。アキラ先生と一緒に目がキラキラしてしまった。やっぱり人形には魂が宿るのかな、この微妙な終わり方が最高。わんこくんのわんこの思い出には涙。あぁ、やっぱりペットって良い。かけがえのない時間と幸せをくれる、そこを涙ながらに噛み締めた。難波くんの魅力も増し増し、健ちゃんの警察事情にはちょっと不安感を植え付けられてますます今後の展開に楽しみが膨らむ。

  • ぽんすけ

    シリーズの短編集かと読み始めた本作。犬の話もってくるのは反則やろーっ!犬のこういう話にめっちゃ弱いんや。しかも今自分ちの柴犬がまさに腎臓病と老衰で今年いっぱいかもという状態なもんで、めっちゃシンクロしてつらかった。第三話の難波の話はとってもほっこりした。尚哉のそばに難波みたいな友達がいて本当によかった。お調子者だけど本当にいいやつだ。尚哉も耳のことが無ければ普通の大学生として恋に友情にと今とは違った青春があったろうけど、耳のおかげで先生と出会えたわけだし、先生と一緒にいろんな経験をして少しずつ前進してるよ

  • はにこ

    シリーズ特別編を8の前に。最近読んだ憧れの作家は〜の林原刑事が出てきてテンション上がった!ワンコのレオと尚哉のエピソード、胸が締め付けられた。言葉は通じなくてもペットは最高だよね。言葉は通じない分、心は伝わるのよね。

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