Books

ぜんしゅの跫 5 角川ホラー文庫

澤村伊智

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041099568
ISBN 10 : 4041099560
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2021
Japan

Content Description

足音が背後に迫る。かり、かり、がりっ―。真琴と野崎の結婚式。琴子は祝いに駆け付けるが誤って真琴に怪我をさせてしまう。猛省する琴子は真琴に代わって、通行人を襲い建造物を破壊すると噂の「見えない通り魔」の調査に乗り出す。不気味な足音を頼りに追跡した通り魔の姿は、余りにも巨大な化け物だった…。果たしてその正体は!?論理的にして大胆な霊媒師・比嘉姉妹が怪異と対峙する書き下ろしの表題作ほか全5編を収録!

【著者紹介】
澤村伊智 : 1979年大阪府生まれ。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトルは「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞“大賞”を受賞。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • しんたろー

    待望の比嘉姉妹シリーズ新作は5つの短編集…結婚式で未来が視える話、都市伝説に関する話、神隠しされた兄が帰ってくる話、学校の怪談風の話、そして姉妹が活躍する怪奇話。 前作『などらきの首』と同様に各々のテイストが違う楽しさがある。中でも『赤い学生服の女子』は「こういう再登場の形もあるんだ」と美晴に再会できたのが嬉しかったし、そこそこ怖くて好み。表題作は「待ってました!」の琴子と真琴の活躍で『ぼぎわん』の第3章に似た妖怪退治サスペンスにワクワク…姉妹愛も良かったし、野崎も含めた三人を中心に長編をお願いしたい♬

  • さくりや

    表紙がドピンクじゃなくなっている!こっちの方がお洒落で好き笑。「鏡」なんでこんなに女の敵代表みたいな男を描くのが上手いの……!野崎はいつでもストーリーにキレを出してくれる。「〜レイコさん」ホラーミステリ。どの辺が比嘉姉妹シリーズなのか分からなかった。「鬼の〜」これ、怪現象と見せかけた人怖だと思う笑。一人称語りだからこそ、心霊か狂人か分からないっていう。「赤い学生服〜」怖いのよこの人の本は!ラスト1文で震え上がった。表題作はシリーズ本流のパニックホラーと言った感じ。個人的には怪現象の中にも論理がある方が好き

  • のり

    5話からなる短編集。表題作では「真琴」が「琴子」に一歩近づく件になっただろう。この姉妹の掛け合いは、一般的にズレてはいるが、この二人らしい間が良い。表情には出さないが「野崎」との新婚生活を心配する姉らしい一面も。他の4話もジワジワ恐怖感が迫ってくる。ラスト一行まで気が抜けない。「鬼のうみたりければ」が一番の好みだった。

  • みっちゃん

    とっぱじめの「鏡」から戦慄。これってあの「ぼぎわん」の前日譚でもあり、かつ起きずに済んだ後日談ってこと⁉️こわっ!他の話もシリーズの登場人物のその後をさりげなく織り混ぜながら、散々怖がらせて解決してほっとしたところに、ラストで恐怖のどん底に突き落とす、的な巧みな構成。怖がりながらも唸ってしまう。でもそろそろ次は長編で続きが読みたいね。待ってます!

  • ダケちゃん

    比嘉姉妹シリーズ五作目! 今回も三作目と同様に短編集! やっぱり面白い! 鏡→ぼぎわんの田原秀樹が出てくるお話。やっぱり彼が出ると胸くそ作品なる!笑 わたしの町のレイコさん→レイコさんのバックボーンの話が重い😰男子の親としてはキツイ描写ある😓 鬼のうみたりければ→物語の流れとしては一番ワクワクした!しかし現象の真相は曖昧な感じ😫 赤い学生服の少女→などらきの美晴さんエピソードに出てきた古市さん再登場!そしてラストにあの人も再登場✨ ぜんしゅの跫→琴子さんジョークの破壊力ヤバい!笑 レリゴー!笑

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items