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昭和十八年 幻の箱根駅伝 ゴールは靖国、そして戦地へ 集英社文庫

澤宮優

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087441932
ISBN 10 : 4087441938
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
沢宮優 ,  

Content Description

今や国民的スポーツ行事である箱根駅伝に、幻の大会があった!第二次世界大戦に突入する昭和十五年に軍部の圧力で箱根駅伝は中止された。しかし、学徒出陣を控え、「もう一度箱根を走って死にたい」という学生たちの念願は、昭和十八年、戦勝祈願の名目で靖国神社をスタートに変えて開催という異例のかたちで叶う。戦時下の逆境をはねのけ、伝統の襷を繋いだ大会の全貌に迫るノンフィクション。

目次 : 戦時下、「幻」と呼ばれた大会があった/ 箱根には正月が二度やって来る/ 死ぬ前にもう一度箱根を走りたい/ 戦時下の青春―日大・成田静司の日記から/ 慶應、往路優勝!/ 復路始まる/ 戦時下の箱根駅伝/ 三つ巴の優勝争い/ 戦場へ/ 箱根を走った「誇り」

【著者紹介】
沢宮優 : 1964年熊本県生まれ。ノンフィクションライター。青山学院大学文学部卒業後、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に刊行された『巨人軍最強の捕手』で戦前の巨人軍の名捕手吉原正喜の生涯を描き、第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タキシードハム

    この大会に懸ける理由が赤紙が来たからという話は読んでてハッとなる。箱根駅伝を全然見てこなかったけど、来年は見てみよ。

  • kotaro

    ★★★★★★★★☆☆

  • Galileo

    箱根駅伝にかける部員の情熱は、昔も今も変わらないのだということがよくわかりました。食糧難かつシューズなども満足なものがなかった中で、ここまでの情熱をかけられた方々に敬意を表します。

  • Tak

    本自体は非常に良く取材され埋もれていた昭和18年の箱根駅伝の状況を伝えて頂き興味深く読めました。 ただいつも思いますが日本の旧軍は本当にクソな組織だったなと。神風特攻隊などと神だ何だと若者を崇め奉りただただ兵器として利用しただけの最低最悪の作戦だと思います。これにより才能ある若者が散っていったと思うと悲しくて仕方ありません。このようにやりたかった事も制限され散っていった人達のおかげで私達は平和な時代を謳歌出来ていることを忘れてはいけないと思います。

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