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ISBN 10 : 4620210897
Content Description
太平洋戦争中の昭和十七(一九四二)年六月、日本海軍が米軍に大敗したミッドウェー海戦。執念の取材で日米戦死者三四一八名の詳細を明らかにし、彼らと遺族の思いを丹念にすくい上げた渾身の記録。空母「飛龍」飛行隊長・友永丈市大尉、沖縄出身兵と家族、インディアンの血を引く米第八雷撃機中隊ジョン・チャールズ・ウォルドロン少佐の生涯。一九八六年の菊池寛賞受賞作。[全五巻]
目次 : 第一章 友永大尉の「真実」(出撃まで/ ミッドウェーへ/ 片肺の艦攻機 ほか)/ 第二章 いのちが宝(戦場の市民たち/ 素直な少年/ 玉那覇平一・二十六歳 ほか)/ 第三章 インディアンの血(第八雷撃機中隊/ ゴッド・ブレス・ユー/ ダイヤの腕輪 ほか)
【著者紹介】
澤地久枝 : ノンフィクション作家。1930年9月3日、東京・青山生まれ。4歳のとき家族ぐるみで満州(中国東北部)へ移住。吉林で終戦を迎えた。1949年、中央公論社入社、経理部員として働きながら早稲田大学第二文学部(夜間)で学ぶ。卒業を機に「婦人公論」編集者に。将来を期待されていたが、28歳のときに僧帽弁狭窄症と宣告され、重い心臓病との二人三脚が始まる。1963年、編集次長をさいごに退社。以後約10年にわたり五味川純平の助手を務め、『戦争と人間』の注を執筆した。著書に『火はわが胸中にあり 忘れられた近衛兵士の叛乱 竹橋事件』(日本ノンフィクション賞、1978年)ほか多数。『滄海よ眠れミッドウェー海戦の生と死』は、資料篇にあたる『記録ミッドウェー海戦』とあわせ、1986年の菊池寛賞受賞。2008年度朝日賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイトKATE
読了日:2025/11/19
吉田よしこ
読了日:2025/11/23
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