Product Details
ISBN 10 : 4491059616
Content Description
2030年の次期学習指導要領が実現を目指す[好きを育み、得意を伸ばす]×[自分の意見を形成し、対話と合意ができる]学習活動のキーワードは‥「選択」と「共有」
教師頼みでも、子ども任せでもない、子ども自身が深く学べる授業の姿をこの1冊に!
珠玉の49テーマ
本書の概要
中央教育審議会「論点整理」(2025年9月)は、改訂論議を貫く三つの方向性として次を挙げています。
<1>「主体的・対話的で深い学び」の実装(Excellence)
<2>多様性の包摂(Equity)
<3>実現可能性の確保(Feasibility)
このうち、<1>については、「思考力、判断力、表現力等を発揮する中で、知識の概念としての習得や深い意味理解を促すこと、他の学習や生活の場面でも活用できるような、生きて働く『確かな知識』を習得すること、学びに向かう力、人間性等を育成することが一層重要となる中、『主体的・対話的で深い学び』の実装は、次期学習指導要領に向けた第一の方向性とすべきものである」と強調されています。
本書はこうした提起に正対しつつ、改めて「主体的・対話的で深い学び」とは何か、「個別最適な学びと協働的な学び」とは何か、「子どもが自らの学びを調整する」とはどういうことか、「学習環境」をどのようにデザインすればよいかなどについて、イラストで図解しながら一つ一つ明らかにするとともに、子どもたちの「選択」と「共有」のある社会科授業をどうつくっていけばよいかを紹介します。
本書からわかること
主体的な学び、対話的な学び、深い学びのある授業の姿を具体的にイメージできる
中央教育審議会「論点整理」でも強調されていたように、これからの教育のあり方を考えるに当たっては、現行の学習指導要領の中核理念である「主体的・対話的で深い学び」について、もう一度しっかり確認し、何が加わり、何が引き継がれるのかを見極めることが大切です。
本書では、以下のテーマごとに論じます。
1 再考「主体的・対話的で深い学び」
2 「主体的な学び」と「個別最適な学び」
3 「対話的な学び」と「協働的な学び」
4 次の改訂でもメインストリームとなる「深い学び」
5 「デジタル学習基盤」を生かす学び
6 次期学習指導要領改訂に係る審議事項 「学習環境のデザイン」とは?
子どもによる「選択」と「共有」がある自己調整型の学習環境デザインがわかる
次期学習指導要領においては、「多様な子供たちにとっての包摂性を高めながら、教師にとって持続可能な形で主体的・対話的で深い学びを通じた資質・能力の育成に資する学習環境デザイン」の重要性が述べられています。
本書では、以下のテーマごとに論じます。
【著者紹介】
澤井陽介 : 大妻女子大学教授。昭和35年・東京生まれ。社会人のスタートは民間企業。その後、昭和59年から東京都で小学校教諭、平成12年から都立多摩教育研究所、八王子市教育委員会で指導主事、町田市教育委員会で統括指導主事、教育政策担当副参事、文部科学省教科調査官、文部科学省視学官、国士舘大学教授を経て、令和4年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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