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ISBN 10 : 4582858597
Content Description
ルネサンスという「時代」は、十九世紀に、近代のはじまりとして発見された。そこで数え上げられたいくつかの徴表はしかし、それ以前にすでに存在し、「暗黒の中世」はいまや否定されている。ではルネサンスとは、歴史のどの時期に該当するただの「過渡期」なのか?中世と近代の諸要素がともに生命力をもって共存する特異な時期としてのこの時代を描きなおす。
目次 : 序章 歴史の“境界”(時代区分/ ルネサンス観の変遷/ ルネサンス文化の担い手たち)/ 第1章 「術」と「学」(錬金術と化学/ 占星術と天文学)/ 第2章 中世からルネサンスへ(『イル・ノヴェッリーノ』の意義/ 「三つの指環」の変遷/ 都市の心象)/ 第3章 ルネサンスから近代へ(カンパネッラ『事物の感覚と魔術について』/ カンパネッラ『哲学詩集』)
【著者紹介】
沢井繁男 : 1954年、札幌市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、関西大学文学部教授。専攻、イタリアルネサンス文学・文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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oooともろー
読了日:2018/06/14
misui
読了日:2020/01/14
mil
読了日:2025/01/04
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