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黒手毬珈琲館に灯はともる -優しい雨と、オレンジ・カプチーノ-マイナビ出版ファン文庫

澤ノ倉クナリ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784839958213
ISBN 10 : 4839958211
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2016
Japan

Content Description

上司の陰湿ないじめに遭い退職し、疲弊した朝希は兄の家具屋で店番をする。接客は辛いが兄の想いの詰まった家具に囲まれる穏やかな日々。ある帰り道、『黒毛毬珈琲館』という仄暗い店を見つける。そこには家具屋のスツールが。と、ドアが開き、黒ずくめの店員が出てくるが、それは昼間来た客で…。多彩なアレンジ珈琲の裏には温かな想いがある―。心が疲れたときに効く優しい一杯をあなたへ。

【著者紹介】
澤ノ倉クナリ : 千葉県育ち。2015年、小説投稿サイト「小説家になろう」で開催した『お仕事小説コン』にて『黒毛毬珈琲館に灯はともる―優しい雨と、オレンジ・カプチーノ』が特別賞を、その後ノミネートされた「第1回マイナビeBooks大賞」では大賞を受賞した。同作が初の書籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ありす

    初読み作家さん。予想外に重い内容だった。特に冒頭の会社での話は、胸がムカムカして仕方なかった。でもそれを補うかのように温かい珈琲店の存在があり、店員の青年がいる。この青年が大人びた感じがあり、20歳設定への違和感が最後まで拭えなかったのは残念。私はあまり珈琲が得意ではないが、こんな行きつけの珈琲店が欲しいなと思った。そしてそこでゆっくり読書がしたい。

  • あゆみ

    ★★☆☆☆ 陰湿な上司のいじめや高校時代での人間関係での理不尽さ、朝希自身の言動にもイライラしてしまい読後感はいまいち。人間関係に疲弊した朝希を気にかける兄や、黒手鞠珈琲館のマスターと黒塚がいい人たち。

  • なな

    珈琲店を舞台にしたお話しが好きなので、読み始めました。ほっこりするお話しかと思いきや、暗い雰囲気がずっと流れている感じが残念でした。しかし、黒塚さんと出会い、珈琲館に通うようになってから優しい雰囲気になり、こんな喫茶店の常連になれる朝希が羨ましい限りです。珈琲を飲むのも好きなので、黒塚さんが淹れるアレンジコーヒーがとても美味しそうでした。喫茶店でゆったりと読書をしたい気分になりました。

  • 空猫

    ある意味で現実味に溢れたお話。登場人物が聖人君子か陰湿な悪魔だけの世界と考えるとリアリティなどないが,語り部の目にはそう映っていると解釈すると生々しい記述になるということ。実際,凡人の感情と思考なんてものは,この物語の主人公のように,極端から極端に走り,視座も少なく視界も狭いものなのだと思う。昨今のネットの極論・暴言の応酬に限らず,昔から揉め事やら恋愛話というのは一方の主張だけでは絶対判断はできないほど偏るもの。それは良いとして,そう思えてしまうと主人公の言を鵜呑みにできないため,共感しづらいのが惜しい。

  • とても優しい本でした。興味のわく珈琲がたくさん出てきました。 心が暖かくなって、珈琲の香りが、 するようでした。

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