Product Details
ISBN 10 : 4480017232
Content Description
仮性包茎は医学上、病気ではなく、手術も不要である。日本人男性の半数以上が仮性包茎とされている。多数派であるのに多くの男性がこれを恥じ、秘密にしようとするのはなぜか。そのままでは女性に嫌われると一部の美容外科医は言い募り、男性による嘲弄の対象ともなってきた。仮性包茎を恥じる感覚は、どのようにして形成されたのか。江戸後期から現代まで、医学書から性の指南書、週刊誌まで、膨大な文献を読み解き、仮性包茎をめぐる感覚の二〇〇年史を描き出す。歴史社会学者による本邦初の書!
目次 : 序章 なぜ仮性包茎の歴史なのか/ 第1章 恥と包茎―一九四〇年代半ばまで/ 第2章 包茎手術の商品化―戦後の混乱期から一九六〇年代まで/ 第3章 青年と包茎―一九七〇年代から九〇年代まで/ 第4章 中高年と包茎―一九八〇年代から現代まで/ 終章 包茎手術のたそがれ
【著者紹介】
澁谷知美 : 1972年、大阪市生まれ。東京大学大学院教育学研究科で教育社会学を専攻。現在、東京経済大学全学共通教育センター准教授。博士(教育学・東京大学)。ジェンダー及び男性のセクシュアリティの歴史を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/04/15 (木)
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