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深夜の祝祭 澁澤龍彦怪異小品集 平凡社ライブラリー

澁澤龍彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582769937
ISBN 10 : 4582769934
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「女妖」「書妖」「地妖」をキーワードに、幻想小説、随筆、評論を精選。ドラコニアの世界を味わうオリジナルアンソロジー。大好評の文豪怪異小品集シリーズ第14弾。

【著者紹介】
澁澤龍彦 : 1928年、東京生まれ。本名龍雄。1953年東京大学仏文科を卒業。マルキ・ド・サドやジャン・コクトーの著作を翻訳する一方、美術評論や中世の悪魔学などを中心に多数のエッセイや幻想小説を発表。代表作に『唐草物語』(第9回泉鏡花文学賞)、『高丘親王航海記』(第39回読売文学賞)など。1987年没

東雅夫 : 1958年、神奈川県横須賀市生まれ。早稲田大学文学部卒業。アンソロジスト、文芸評論家。1982年から「幻想文学」、2004年から「幽」の編集長を歴任。著書に『遠野物語と怪談の時代』(角川選書、第64回日本推理作家協会賞[評論その他の部門]受賞)、『百物語の怪談史』(角川ソフィア文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    久々の澁澤 龍彦、新刊文庫です。まずは、本書のタイトルがGOODです。幻想小説、随筆、評論等、バラエティに富んだ怪異小品集でした。しかし文庫で定価2,090円(税込)は、高過ぎます。澁澤 龍彦と渋沢 栄一が親戚だと最近知りました。 https://www.heibonsha.co.jp/book/b663656.html

  • HANA

    小説作家としての澁澤龍彦に焦点を当てた一冊。とはいえそれだけでは厳しかったのか、後半はテーマ毎にまとめたエッセイが中心となっている。自分の好みもそっちで、「胡桃の中の世界」等で教えられた永遠性の話の衝撃は今でも覚えている。とはいえ小説の中にも捨てがたいのはあり「妄譚」や「人形塚」等の少女愛と怪異と心理が結びついたものは一読忘れがたい印象を残す。フランス小説の影響を大に受けたものは、やはり趣味に合わないけど。とあれ後半は雑誌『幻想文学』関連の話と東京鎌倉の話。著者の本領の周辺に位置したような一冊でした。

  • ワッピー

    澁澤界を東雅夫選のアンソロジーで訪問。少女が現れて過去に助けてもらった感謝を伝えるものの、本人にはまるで記憶が無いというエピソードが強烈なアルフォンス・アレの「雪の記憶」、大理石の少女の頭像の幻想譚「飛ぶ頭について」、下谷の若き大工・音吉の神隠し「きらら姫」、幽霊船に救いあげられた3人の女の運命「マドンナの真珠」の他、対談、怪物エッセイと心赴くままに逍遙を楽しみました。鎌倉に居を構えて自然豊かで鄙びた時代を回想しつつオーバーツーリズムの弊害を嘆く澁澤先生。このシリーズの宮澤賢治や三島由紀夫に進みます。

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