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世界の大学危機 新しい大学像を求めて 中公新書

潮木守一著

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121017642
ISBN 10 : 4121017641
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

苦しんでいるのは日本ばかりではない。戦後、先進国の大学は拡張政策をとったために、構造的な問題が生じている。英独仏米、各国固有の問題点とは何か。日本の大学はそこから何を学ぶべきなのか。

【著者紹介】
潮木守一著 : 1934年(昭和9年)、神奈川県生まれ。東京大学教育学部卒業。名古屋大学教授を経て、現在、桜美林大学大学院国際学研究科教授、名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • isao_key

    先日アジアの大学改革についての本を読んだが、この本はイギリス、ドイツ、フランス、アメリカの大学設立の経緯が書かれている。特にアメリカの場合、世界で始めて大学院を設立したジョン・ホプキンス大学についての記述が詳細でわかりやすかった。近代大学の開設はドイツのベルリン大学に始まった。アメリカが大学を開校した当時は、教え方が悪く、教科書をただ丸暗記するスタイルが主流であったので、やる気のある学生はヨーロッパ、特にドイツに留学したという。またヨーロッパの大学の多くは学費が無料か非常に安いという。日本も見習うべき。

  • KK

    広く海外の大学の様相がわかり、国の文化が現在の各国の大学文化を形成している事がよくわかった。日本から見ればどの国も一長一短。おそらく日本も外から見れば同じ。自分たちの在るべき方向性を持つ事も大切なことだけど、全ての大学が同じ方向に向く事は必要ないのではないかと思う。

  • たろーたん

    意外だったのがドイツの大学には入試がないこと。高校卒の資格があればどの大学にも入れる。それなら中世からある伝統のハイデルベルク大学にいっぱい人が集まり、他はガラガラになるのではないかと思うが、実際はそんなことはないらしい。どこでも入れるから大学名があまり重視されず、人によっては卒業までに2〜3の大学を移動する人もいるため、大学名よりも学士や博士、教授の称号の方が重要になるらしい。フランスもグランゼコール以外の大学は無試験で入れ、授業料も1~2万ぐらいだ。(続)

  • もりたく

    発売当時に読んだ本だが何となく気になって再読すると目が止まる箇所が随分違ってくる。15年ぶりの再読で気になったのはソ連が導入した「国営大学(公的資金で経営される大学)」「授業料無償制度」「奨学金制度」の三点セットが、社会主義が底流に流れるヨーロッパの政治風土の中で欧州大学に広まっていったという部分。逆に言えばアメリカや日本で私立大学や授業料個人負担が広まったのはソ連型大学モデルの圧力がなかったからとも言える。この辺りは凄く面白い。

  • ゲスト7

    微妙3

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