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南総里見八犬伝 ビギナ-ズ・クラシックス

滝沢馬琴

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043574223
ISBN 10 : 4043574223
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2007
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
石川博 ,  

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ケイ

    ビギナーズクラシックスシリーズは、名場面を繋げ、現代語訳のあとに原文を読ませ、合間に解説を入れ、全体を読んだ気にさせてくれる。江戸の話だから、原文も読みやすくリズムで さらりと入ってきて楽しい。登場人物の中で誰が一番好きですか? 私は伏姫。父の約束を果たし、畜生だからと八房を説き伏せる。シェイクスピアの「ペリグリーズ」でも、売春宿に売られたのに、来る人みんなを改悛させてしまい、宿の女将に商売上がったりだとボヤかせた実は姫だった娘がいたな。昔からの名作はハズレがないわね

  • たぬ

    ☆3.5 とっかかりとしてはいいんじゃないかな。書かれたのは江戸後期だけど舞台設定は室町なこと、八犬士全員の姓に「犬」の字が入っていること、そもそも滝沢なのか曲亭なのかはっきりしろや問題も解決できた。部下が上司に苦言を呈す等上の言うことは絶対ではないところがいいな。原文と訳文は常用漢字もすべて総ルビなのも良い。面倒だから原文は読んでないけど。ここから二次創作に手を広げていこう。

  • syota

    『東海道中膝栗毛』に続いてこれを読む。どちらも19世紀前半の作だが、話し言葉そのままの『東海道中…』に対し、こちらは伝統的な書き言葉。音読するとリズミカルで心地よい。難易度は若干高めだが、勧善懲悪、正義は勝つ!のパターンなので、いきなり原文を読んでも勢いでなんとか読めてしまう。ただ、これだけの超巨編を一冊に圧縮しているので、ホントのさわりだけになるのはやむを得ず、さすがにこれで八犬伝を読んだ、とは到底言えない。とはいえ、原文で読破する気力は…うーん、源氏物語の倍以上の長さだからなあ、暑いし(^_^;)

  • buchi

    ホントは河出文庫の『現代語訳 南総里見八犬伝』で読みたかったんだけど、所々の都合でこちらで読む。原文も載ってるけどほぼ読み飛ばし。八犬伝は兎に角長いので、ダイジェスト版のこちらは気軽に読める。それでいて章毎に寸評、挿絵、時々コラムまで入っていて楽しめる。先日公開の映画では八犬士一人ひとりの説明がほとんどなかったのでその辺がよく理解できた。その映画、山田風太郎の八犬伝がベースになってるとは知らず観てしまった。原作を先に読みたい人種としては失敗した。『虚』とか『実』とか言ってたから怪しいなとは思ったのよね…

  • ペミカン

    「読んだ」と言う為に読んだ。読み終わった気がしない。28年に渡り「源氏物語」の2倍以上長く書かれているとは!毛野のあだ討ち場面など、音読したら当事の人々の熱狂したのが分かる。・・嗚呼日本文学、人生がいくつあっても足りない(笑)ちょっと高揚してしまいました。

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