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学習とパーソナリティ 「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね!」を 学びと成長の講話シリーズ

溝上慎一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784798915234
ISBN 10 : 4798915238
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1章 アクティブラーニング型授業における対人関係の弱い生徒学生への対応(「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね!」「おとなしい性格を認めてあげたい」/ 何のための学校教育か! ほか)/ 第2章 現場の疑問から学習論を発展させる(基礎知識を「習得」してからでないとアクティブラーニングはできない?/ アクティブラーニングは「学力」下位層に向いている? ほか)/ 第3章 トランジションの観点から見て「仕事」で実際に起こっていること(『活躍する組織人の探究』データの説明/ 高校から最初の配属先までの評価とその理由 ほか)/ 第4章 技ありのアクティブラーニング型授業(学習目標(めあて)を提示し続け、振り返りや評価に繋げる/ 「観」を獲得する学習 ほか)

【著者紹介】
溝上慎一 : 学校法人桐蔭学園理事長代理、桐蔭学園トランジションセンター所長・教授。1970年1月生まれ。大阪府立茨木高等学校卒業。神戸大学教育学部卒業、大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。京都大学博士(教育学)。1996年京都大学高等教育教授システム開発センター助手、2000年同講師、2003年京都大学高等教育研究開発推進センター助教授(のち准教授)。2014年同教授を経て、2018年10月より現職。日本青年心理学会常任理事、大学教育学会理事、『青年心理学研究』編集委員、“Journal of Adolescence”Editorial Board委員、公益財団法人電通育英会大学生調査アドバイザー、学校法人河合塾教育イノベーション本部研究顧問、中央教育審議会臨時委員、大学の外部評価・AP委員、高等学校のSGH/SSH指導委員等。日本青年心理学会学会賞受賞。専門は、心理学(現代青年期、自己・アイデンティティ形成、自己の分権化)と教育学(生徒学生の学びと成長、アクティブラーニング、学校から仕事・社会へのトランジション、キャリア教育等)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きいち

    このサブタイトル、そしてそれに対しての「それを放置して何のための学校教育か!」の啖呵。いや、黙っていながらドンっと文章や何らかのアウトプットを外にぶつけるパーソナリティならいい、でも、思いを外に出さず不言実行でコツコツとやりきる人の活躍できる場が縮まってしまっていることは確かな事実として自分も見てきた。それをわかって突っ込むのならまだしも、トレーニングのチャンスもあるのに見逃せぬ、その思いに乗せられていきたい。◇あとがき。京大を辞して私学の理事長へ向かう選択。これからも著作追いかけたい。

  • えぬ

    パーソナリティ、その子の持っている性質がどう社会に出てから影響していくのか、高校の段階である程度決まってしまうのではないかというデータなどを知り、読んでみた。衝撃。ただ実感とはあっている。

  • あべし

    およそ6年ぶりに再読。この本に示されていた「深い学習」の説明があまりにも衝撃的だったので、ずっと残しておいた本。久しぶりに読んだが、やはり良かった!そもそもアクティブラーニングとはなんのためにやるのか。子どもに力をつけるためである。そしてその力はどのような力か。公に通用する力である。学習において力をつける段階で、「まんま個性」は正直必要ない。大事なのは、社会に適応した「個性」である。これを「個性の社会化」というらしいのだが、この視点は今後学級経営や授業を作っていく上でも大切にしていきたいものだ。

  • SP_Hitoshi

    現場で見て見ぬふりしていたところをズバリとついた、というところか。たとえ成績が良くても、主体的な行動、意思決定、コミュニケーション、協力などがうまくできない生徒がいずれ就職活動や社会人生活で立ち行かなくなることは目に見えてわかる。そういった生徒をきたえていくのがこれからの学校の大きな役割になっていくのだろう。

  • UP

    溝上先生が自由に研究成果やメッセージを語るシリーズ第二弾。今まで溝上本はほぼ読んできたけれど、年々過激になっていく気がします(笑)でも逆に言えば、発信を続けるほど反発?するような現場からの意見があるということなんだろう。それが今回の副題「あの子はおとなしいけど成績はいいんですよね」に繋がっているんじゃないかな。過激な主張を継続調査やその他文献でフォローしている点が研究者の仕事だとは思う。ただ現場からみれば、巻末の授業実践紹介はなんだか物足りない。あくまで自サイトの詳細な授業紹介に誘導するためなのかも?

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