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ISBN 10 : 4344920147
Content Description
「赤穂事件」に関する書本、評論の類は、1,000本を優に超える。しかし、検証に値する第一級史料は2冊しかない。赤穂話が国民化し、四十七士が「義士」と呼ばれるようになった経緯を探求。細分化された専門分野の中で研究する歴史学者には決して語ることのできない日本史の矛盾を多角的に検証。
目次 : 第1章 「赤穂事件」とは何だ(刃傷現場、松の廊下説は本当か/ 「柳の間説」は何故に語り継がれないのか ほか)/ 第2章 殿中刃傷を語る古文書(刃傷現場を語る古文書、実は解けない謎ばかり/ 三種類の異名同本の存在 ほか)/ 第3章 徳川幕藩体制(徳川幕藩体制とはどんなものか/ 華の元禄時代とはどんな生活か ほか)/ 第4章 五代将軍 徳川綱吉と儒学思想(生まれながらの将軍ではない将軍/ 諌言しすぎて暗殺された大老 ほか)/ 第5章 徳川幕藩体制に及ぼした儒学の影響(日本儒学の醸成/ 翻弄された赤穂の浪士たち。浅野内匠頭殿中刃傷 ほか)/ 終章 おわりに
【著者紹介】
源田京一 : 1946年生まれ。名城大学法学部卒業。1968〜2006年大塚ホールディングスのグループ会社に在職。近世江戸学研究家。退職後、九州大学文学部で近世江戸学を12年間聴講中。現在、72歳で農業を主として営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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