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孫子の兵法 角川ソフィア文庫

湯浅邦弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044002541
ISBN 10 : 4044002541
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人材登用、戦略の立て方、ライバルとの駆け引きなど、現代社会にも応用できる兵法戦略の要諦と特色とを、史上最高の兵法書『孫子』から明らかにする。二千年以上の時を超えて読み継がれてきたこの名著は、どのように生まれ、いかに伝承されてきたのか。時代ごとに変容する中国兵法の系譜を追うことで、『三国志』をはじめとする歴史書の読解も深まる。兵法用語や兵法書を簡潔にまとめた、貴重な「中国兵法小事典」付き。

目次 : 第1部 孫子兵法二十講(作戦の立案とは?/ 戦いの義とは?/ 行政と軍事の関係は? ほか)/ 第2部 中国兵法の展開(兵書はどう分類されたか/ 呪術的兵法の系譜/ 兵法の統合)/ 第3部 中国の軍神(戦争神の登場―黄帝と蚩尤の戦い/ 蚩尤像の変容/ 荒ぶる神から忠義の武神へ)/ 附録 中国兵法小事典

【著者紹介】
湯浅邦弘 : 1957年、島根県生まれ。大阪大学大学院教授。専攻は中国古代思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 氷柱

    628作目。10月8日から。古代中国の戦法や戦略について説かれた一作。情報を収集し、相手の虚をつくことが何よりも肝心といった内容となっている。時には肉を切らせて骨を切るくらいの思い切りも肝心であるとのことである。他にも、人を従える時には必ず利益を齎してやらなければならないという現代にも組織の上下関係にも通ずるものが述べられている。部下を窮地に追い詰めることで真価を発揮してくれるという内容があり、随分かわいそうなことをするという同情が芽生えた一方で、確かにそういった節もあると認めざるを得ない部分もあった。

  • くまくま

    試し読みキャンペーンで読破。前半では孫子の内容に触れる。よく読まれる古代中国の思想書と比べ、実学的な書であることがわかる。

  • ゴリオ

    ゴメンなさい。この本は僕には合わず。もう字面を追っただけ。購入本なので貧乏性というか貧乏な僕は頑張ったけど時間がもったいないだけ。孫子の兵法といいながら、他の中国の兵法とごっちゃ混ぜに記述され(孫子の兵法を際立たされための対比なら分かりますが、そうじゃないっ!)なんだかまとまりがないよー。中国兵法の推移みたいなタイトルなら良いと思いますが、これは看板に偽りあり!角川だし吟味しなかった僕が悪いんだけど、なけなしの小遣い、他の本買えばよかったよー。子ども孫子の兵法(斎藤孝著)くらいが僕のレベルだと思います!

  • 暇さえあれば

    兵法について、資料から考察した本だと思う。というのも、あんまり理解できなかった。

  • 325

    孫子の兵法の特徴は「負けない戦い」である。その為、敵、味方の能力を十分に把握し、最小限の時間、犠牲での任務達成を追求した。その為、間者(スパイ)を重視し、戦う前により多くの情報を得る事に重きを置いた。情報戦。これはまさに現代の様相と全く同じである。情報を元に、合理的に勝算を見積もる能力はリーダーとして非常に重要な能力である。さらに、孫子は組織としてあるべき姿を「水」に例えて状況に応じて柔軟に変化する組織こそ戦いに勝つ組織であるとした。

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