Books

明治妖怪新聞

湯本豪一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760117857
ISBN 10 : 4760117857
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1999
Japan

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 梟をめぐる読書

    空を飛ぶ猫の話。馬を呑み込む穴の話。金魚が雀に変身した話。念仏を唱える石の話…。読み進めるうち「これは明治の日本版『プリニウスの博物誌』だ!」と思わず唸ってしまった。近代の出版物である新聞という媒体に、かつてこんなにも「怪異」の二文字が跋扈した時期があったのだ(尤も「信じるには値しないけれども」といった旨の前置きがされている記事も多いが、それすらも近世以前の世界観と近代との間で引き裂かれる明治人の葛藤を見るようで面白い)。国書の『明治期怪異妖怪記事資料集成』と比べて網羅性には劣るが、ハンディで読みやすい。

  • 竜王五代の人

    明治33年(西暦1900年)までの、奇っ怪な事件に関する新聞記事の集成。巻末には日付順の一覧もあり、記事に取り上げられやすかった年代も分かる。/呪いの刀を手にして家族を惨殺、マンガみたいだが新聞になったんだ。/ヘンな生き物のたぐいは、現在でも発見さえされれば記事になるんじゃなかろうか。狂い咲きとか奇形は時々ローカルネタで見かける。

  • あいちょ。

    お客様から。 明治時代ってのが凄いよ。 笑ったもの。

  • 紅独歩

    先の『地方発 明治妖怪ニュース』と順序が逆になってしまったが、関東地方の記事を紹介した本書の方がメインであろう。なにしろ江戸から明治という大変換を遂げた時代であるから、妖怪たちも右往左往している。しかし、科学万能を謳いながら、その実怪異に興味津々という姿勢は現代においてもさほど変わりないようにも思われる。「差異」を読み取るか、「共通項」を見出すか、どちらにしても愉しみを見出せる一冊。

  • isutabi

    やつらはいまだに生きていた 【内容】 明治期、新聞報道された、生きた妖怪たち。味ある文章で書かれたふしぎ話に味ある絵が添えられていることもある楽しい本。 最近まで妖怪たちは身近に姿を現してくれてたんだなあ、と。 人々も形となった恐怖をやすやすと受け入れることができていた時代の「事実」たち。 【感想】 「ないない」と思いつつ、片隅に「あるかも」を残しているのか、記者たちは、どこか言い訳じみたコメントを添える風情なのが可笑しい。 一番お気に入りは、石の夫婦が再会する話。大きくない石らしいのも好もしい。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items

この商品が登録されてる公開中の欲しい物リスト