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妖怪百物語絵巻

湯本豪一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784336045478
ISBN 10 : 433604547X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2003
Japan

Content Description

今までほとんど未紹介だった、江戸明治の「物語付き妖怪絵巻」4巻をオールカラーで大公開。ふしぎで怪奇なお化けから可愛らしいキャラまで約100種の妖怪を百の怪談と共に掲載。各妖怪ごとの解説付き。

【著者紹介】
湯本豪一 : 1950年生まれ。川崎市市民ミュージアム学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    編著者の湯本豪一氏は、川崎市市民ミュージアムの学芸員。本書は「怪綺談絵詞」、「土佐お化け草紙」、「ばけもの絵巻」、「蕪村妖怪絵巻」を収める。これらはいずれも江戸期〜明治初期に成立した妖怪絵巻である。それぞれに特徴があって、大いに楽しめる。最初の「怪綺談絵詞」は、集中で最もカラフル。詞書も丁寧だ。珍しい妖怪として、ヲロシヤの人魂、ヘランダの泣夷坊、イギリスの蟻などが登場する国際派である。虎にゃあにゃあもあまり他では聞かない、カワイイ命名の妖怪。なお、ここの轆轤首は、首が身体本体から遊離するタイプ。⇒

  • ★YUKA★

    ロシアや中国だったり、強欲な僧だったりを妖怪と擬して風刺している絵が多かった。『土佐お化け草紙』が凄く良かった。佐川町本版と堀見家本版が上下に並んでおり、見比べて楽しめた。結構オドロオドロしい絵があって、怖いというより不気味な感じでした(○_○)

  • 芍薬

    博物館で拝見したものもありましたが、やっぱり地元の地名が出てくると嬉しいものですね。(唐人町とか本当に近所!)微笑ましいのから理解不能な子までいろいろ取り揃えてます。

  • カヨ

    妖怪絵巻、以前鳥山石燕の「画図百鬼夜行」は見たことがありましたがこういった物語のように続く絵巻は初めてで新鮮でした。そしてカラフル、もっと墨一色かと思ってましたが「土佐お化け草子」の山父の着物が鮮やかだったり「ばけもの絵巻」は笑顔に愛嬌があったり可愛らしく

  • 紅独歩

    「今昔妖怪大鑑 湯本豪一コレクション」に引っ張られるかたちで再読。絵に文章を添えた妖怪絵巻によって、百物語仕立てにするという目論見は十分に成功しているとは言い難いが、まず見る機会が得られないであろう肉筆絵巻を手軽に鑑賞できるのがありがたい。特に2Ver.が同時に楽しめる『土佐おばけ草紙』が楽しい。うち一本は土佐藩有力武将がもっていたもので、「幼君夜伽用」と書かれているなんて、かわいらしいじゃありませんか。

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