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地方発明治妖怪ニュ-ス

湯本豪一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784760120895
ISBN 10 : 4760120890
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2001
Japan

Content Description

幽霊屋敷から釜鳴り騒動、河童や鬼といった妖怪たちまで、当時の新聞各紙は逐一ビビッドに報道した。地方新聞で報道された明治の怪奇記事を集成。100年の時を超えて、あなたの町の怪事件を産地直送。

【著者紹介】
湯本豪一 : 1950年生まれ。川崎市市民ミュージアム学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ワッピー

    「文明開化のこの世の中に何で幽霊・妖怪などありましょうか?」と無知蒙昧の輩をくさしつつ、実際にはおっかなビックリ、明治9年4月から36年8月までに全国で新聞に掲載された348話を紹介。内容的には幽霊、妖怪、怪獣、釜鳴り、神隠しなど地域に関係なく伝統的な類話も多いなかで、当時の新技術である写真に幽霊が写ったという新しい話も見られます。記事も面白いのですが、巻末の掲載年表はいいですね。怠惰なワッピーには無理ですが、ちゃんと分析をすればいろいろ見えてくるものがあるかもしれません。大蛇が支店を出す話は笑いました。

  • takao

    ふむ

  • 紅独歩

    最近「マスゴミ」なる蔑称を用いて(自分にとって)不快なニュースを切り捨てるという輩をよく見るが、この明治期絵入り新聞の姿勢を知れば、現在の報道がいかに正確なものであるかが確認されるであろう。(という一文に込められた皮肉が通じない人がいたら、それはそれで自省して欲しい)『文明開化のこのご時世によもやこんな奇譚が真実とは思えないが〜』で始まって、『以上のお話、聞いたままを書いたまでで責任はとりません』というような結びで終わる。その間に挟まった『ニュース』の奇天烈なこと、いやはや楽しい一冊です。

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