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書物の変 グ-グルベルグの時代

港千尋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784796702942
ISBN 10 : 4796702946
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2010
Japan

Content Description

書物を電子本に、読者をユーザーに変えるデジタル化時代の到来は、我々の経験や記憶を根本的に変容させるのだろうか。グーテンベルグからグーグルに至る歴史を辿りながら、人間の想像力と技術の未来を探究する。

【著者紹介】
港千尋 : 1960年神奈川県生まれ。1984年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。在学中にガセイ南米研修基金を受け、南米各国に長期滞在。1985年よりパリを拠点に写真家・批評家として活動を開始。1995年より多摩美術大学に着任、現在情報デザイン学科教授。2007年、第52回ベネチア・ビエンナーレ日本館コミッショナーに就任。主要著書として『記憶―「創造」と「想起」の力』(講談社、1996、サントリー学芸賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Shin

    図書館本。「本について書かれた本」が好きで、010〜020の棚に足を運ぶのが図書館での儀式のようになっている。本書はエッセイ集で、タイトルに見合う内容は前半の1/3だけなのだけれど、グーグル時代のさらに向こうの〈本〉がどうなっていくのか、文字や書籍の起源まで遡って未来を照らし出そうとする随想は多くの気付きと興味を与えてくれる。〈本〉を情報の集積と見るか、実在的な固有存在と見るか。人間の記憶のアーカイヴの形態を巡る哲学的思索は無限に続く愉しみでもある。それにしても、フランスにある「本の村」には憧れるなぁ。

  • へんかんへん

    内在光 待つ群集 漢字は鳥の足跡起源

  • takao

    ふむ

  • wanted-wombat

    書物を読み、世界を読む。その関係は一方が他方に従属するのでなく、あくまで同格。「自然のブラックボックス」なんかは震災前に書かれたにしては、先見の明がある。思えば、そうした批評をいろいろな場所で見たように今となって気づく。「読む」とはそういうことなのかもしれない。予言とかそういうのではなく、世界という書物を読むということ。

  • メルセ・ひすい

    13-48 赤08 初出一覧・・18本 書き下ろし3本 『エクスワイア』‘09.12 ・情報メディア学入門 ・図書館の学校他・・・ 「書物の変」・・ベルリンの壁の崩壊‘89.11下旬、プラハから入る・・ 認識が甘い、先進国だけの話という大前提が書かれていない。世界の大半は蚊帳の外・・ 自己の白人中心主義の尻馬に気がついていない・・。識字率の話は必須。 書物を電子本に、読者をユーザーに変えるデジタル化時代の到来は、我々の経験や記憶を根本的に変容させるのだろうか。グーテンベルグからグーグルに至る歴史を辿り

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