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煌めくポリフォニー わたしの母語たち

温又柔

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000617185
ISBN 10 : 4000617184
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

台湾で生まれ、日本で育った作家が、複数の言語のはざまに立ち、「正しい」「普通の」日本語を揺さぶりながら、言語の豊かさを紡ぎ出す。李良枝、呉濁流など、「国の周縁」で創作をしてきた先人たちの言葉に導かれ、日本語と向き合ってきた自身の軌跡をたどる。散文や講演録、創作を収めた、ポリフォニックな1冊。

【著者紹介】
温又柔著 : 1980年台北生まれ。幼少時に来日し、東京で育つ。2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞しデビュー。2016年『台湾生まれ日本語育ち』で第64回日本エッセイスト・クラブ賞、2020年『魯肉飯のさえずり』で第37回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー

    日本で生まれ育ち日本語を母語とする日本人の僕にとっては、分からないし、分かったふりをしてはいけない感覚なのでしょう。在日コリアンに対しても、差別されたという歴史的経験を免罪符に、自ら差別主義者になるという物語はあまりにも陳腐で見ていられないと宣戦布告する。なかなかに過分、危険な文章。

  • Sin'iti Yamaguti

    台湾で生まれ、日本で育ったがゆえに、いちばん馴染んでいるのは日本語だという。言語的アイデンティティに悩んできた(正確に言えば周囲の無理解によって「悩まされてきた」)著者が、行き着いた先は「ポリフォニー」。日本語と中国語と台湾語が重層的に響き合う世界。「純粋で一義的」たることを拒否し、「不純で多彩」であること選び取る。これもまた「脱構築」なのだろう。

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