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絵でわかる地球温暖化 Ks絵でわかるシリーズ

渡部雅浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065119464
ISBN 10 : 4065119464
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

疑うか、信じるかじゃない。テーマが語る、動かぬ真実。人間活動が起こす気候変化の科学的なしくみがよくわかる。気象・気候の基礎知識から最先端研究の課題までこの道の第一人者が解説。

目次 : 第1章 地球は温暖化しているか?/ 第2章 地球の気候はどう決まるか?/ 第3章 地球史のなかの気候変化/ 第4章 20世紀に観測された気候変化とその原因/ 第5章 21世紀の気候変化予測/ 第6章 自然の気象・気候変動/ 第7章 地球温暖化で異常気象は増えるか?/ 第8章 持続可能な社会のために

【著者紹介】
渡部雅浩 : 1971年神奈川県生まれ。1995年、東京都立大学理学部卒業。2000年、東京大学大学院理学系研究科修了。博士(理学)。米国ハワイ大学、北海道大学を経て、東京大学大気海洋研究所教授。研究分野は、気候モデリング、気候変動の物理学、大規模大気循環・異常気象の力学、温暖化の科学。2001年度日本気象学会山本・正野論文賞、2012年度日本気象学会学会賞、2015年度日本地球惑星科学連合西田賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • koke

    ざっと再読。いまだにエルニーニョもラニーニャも分からない文系頭で困る。分かったのは、地球温暖化の緩和(mitigation)に取り組むかどうかは倫理の問題だということ。「氷期-間氷期に起こった気温の変化に比べれば、最近100年の1℃程度の気温の変化はごく小さい」が、「気候変化のインパクトはあくまで人間社会にとって深刻かどうか」が問題。「仮に大きな気候の変化が起こった場合に文明社会が適応できるか、あるいは脆弱な部分から崩壊してゆくかは、本当には試されていないのです。」

  • koke

    自然科学者として、地球温暖化の分かっていることもいないことも、良い影響も悪い影響も正直に書くというスタンス。この、ちょっと他人事すぎじゃないかくらいの客観性が、ナイーブな問題だけに貴重だと思う。思いのほか気候科学全体の入門書という性格が強く、幅広く学べた。クライメートゲート事件のいきさつと、真鍋氏の研究への言及があったのは嬉しかったポイント。

  • 日輪

    日本の平均気温(都市から離れた15地点の平均)は過去100年で1℃上昇。サクラの開花日は過去50年で5日早まり、カエデの見頃は2週間遅れている。北極海の氷は10年あたり3.8%減少。エルニーニョなどの内部変動でバラつきは大きいけど、長期ではやはり気温が上がっていて、過去の気候変動と比べて変化が速いので人為的要因が疑われる。全球の気候モデルは世界中で複数機関が作成していて、これもモデル間のバラつきが大きいけど、CO2(産業革命前は285ppm)が倍になると最低で1℃、最高で2.5℃上がると計算されている。

  • takao

    ふむ

  • tm

    専門外の人にわかりやすく書いている印象。ただし、説明が不正確であったり、自明でないことを自明であるように誤魔化しており、ちゃんと理解したい場合怪しんで読んだ方がいい。平衡気候感度・気候フィードバックの説明が不正確。(図2.13の解釈や記述が怪しい。)二酸化炭素濃度倍増に対して成層圏が冷えることについても、容易に理解できるといってるが、不正確。(現在気候では事実であり、説明も大きく間違っていないが、自明ではない。)一流の気候研究者なので、分かった上で省略して書いているのだとは思いますが、文面は不安。

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