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私学的、あまりに私学的な 陽気で利発な若者へおくる小説・批評・思想ガイド

渡部直己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784894765252
ISBN 10 : 489476525X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2010
Japan

Content Description

大学就学前からゼミ、大学院レベルまで、段階ごとに分けて、各種媒体で発表されたネタ元となる著者の批評文やテクストを配置し、プロによる思想、批評、文学を読むこと、書くことのエッセンスを伝える。

【著者紹介】
渡部直己 : 1952年東京生まれ。文芸批評家。日本ジャーナリスト専門学校、近畿大学文芸学部教授を経て、現在、早稲田大学文学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kubottar

    この本を書いた人はかなり怖い人なんだろうなあと想像できる。大学で恐れられたり避けられたりするタイプの講義をするだろうが、それについてこれる学生は成長することは確か。この本は巻末の必読リスト目当てで買ったが、批評家本として常に緊張を強いられる内容で読み進むのに難儀した。(もちろんいい意味での緊張です)

  • ころこ

    ベタな文学論ですが、圧倒されました。文学とは、本質的には実存を駆動するものだとすれば、マンガ、アニメ、ラノベといった表象も文学だと居直ったのがゼロ年代でした。著者は、ゼロ年代は頭がバカになるだけで、ある特定のエクリチュールこそが(多くのひとが文学だと思うものが)、文学だと言い切ります。例えば、手書きで原稿を書いてきた文学者が、ワープロを使っている書き手に対し、本物か偽物かを問うている感じ。例えば、坂口安吾の写真に写る乱雑に書き散らした手書き原稿の文字や、大岡昇平の書斎の写真に写る書棚の本の中身など、彼らの

  • masabi

    分かるような分からないような。

  • ねこ

    1年の時「2年次」の項まで読んで積んでいたものを再読。特に前半部はジタバタしながら読んだ。でも1年の時はジタバタすらできなかったから進歩だと思いたい。後半部はまだ目が滑るところが多い。精進します……

  • Z

    メンタリティには同意するが、テクスト至上主義じゃないか。これだと文学には、現実とは違う原理があり、それを追及するという姿勢にしかならないような気がする。そうじゃなくて、生産様式といってもいいけど、その時代のテクノロジーなどが、もたらす新たな視線やそれによる、政治的、日常生活の変化によって、新たな文学での価値創造が生まれると言ったほうがよく、それ追及したほうが、面白く生産性あるような気がする。まあ、学びはじめの人にはいい本だと思います

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