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「水滸伝」と金聖嘆

渡部直己

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784924671690
ISBN 10 : 492467169X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

明末清初の中国に、途方もない批評家が現れた! 金聖嘆――その無謀で繊細なフォルマリズムに導かれ『水滸伝』を読み解き、導き手に肉薄して、小説批評の起源と変奏を描破する。著者が生死を賭けて文学=批評の根源へ挑む絶後の達成。
《荘子》《離騒》《史記》《杜(甫)詩》、小説《水滸伝》、戯曲《西廂記》を〈六才子書〉と呼び論じた、文芸批評家・金聖嘆。その金聖嘆が、元々120回だった《水滸伝》を70回にまで削った「70回本」は、後世にも大きな影響を与えた。金聖嘆の『水滸伝』読解法をもとに、さらに本作を精緻に読み込んでいく。それに加えて、『水滸伝』から派生した『金瓶梅』を同様に分析。日本の文芸評論の世界に、新たな地平を切り開く一冊。

【著者紹介】
渡部直己 : 1952年東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 小谷野敦

    渡部直己の「水滸伝」シリーズ。私はかねて李卓吾とか金聖嘆とか、馬琴の殿村篠斎や小津桂窓との書簡とかを、文芸批評の始まりみたいに言うのをうさん臭く感じていたのだが、これはまあ、いかにも渡部らしい蓮實重彦亜流の文章でスパスパ書いてあり、分かるところもあるが、結局は過大評価ではないかというところもある。私は幸田露伴が「金聖嘆」で書いたように、「水滸伝」を中途でぶった切ったとんでもないやつという感想に同意する。

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