Product Details
ISBN 10 : 441652434X
Content Description
2024年の秋、「紫金山・アトラス彗星」が太陽に接近して、マイマス5等の明るさになり肉眼でも見えると予想されています。これは夕方や明け方の空でギラギラとまぶしいぐらいに輝く金星に匹敵する明るさで、肉眼で見える彗星としては、この10年で最も明るくなる彗星と予報されています。
彗星というと、多くの人が夜空で尾を引く姿をイメージしますが、古くはその姿から「ほうき星」と呼ばれていました。天体としてはなじみがありますが、実際に彗星の姿を見たことがある人や、彗星が尾を引く仕組み、宇宙のどこからやって来るかを知る人は少ないでしょう。
本書では、紫金山・アトラス彗星をはじめ、ハレー彗星、ヘール・ボップ彗星、マックノート彗星など、歴史に残る大彗星などを例に、国立天文台の渡部潤一さんが、彗星の起源やその軌道、尾がのびる仕組みや見え方など、科学的メカニズムについて詳しく解説します。
【著者紹介】
渡部潤一 : 1960年福島県会津若松市生まれ。天文学者。東京大学、東京大学大学院を経て東京大学東京天文台に入台。ハワイ大学研究員となり、すばる望遠鏡建設推進を担う。長年、天文学の広報・普及活動に携わる。2006年にIAU(国際天文学連合)の惑星定義委員として準惑星のカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた。その後、自然科学研究機構国立天文台副台長を経て、同天文台上席教授、総合研究大学院大学教授。2018年8月から2024年8月までIAU(国際天文学連合)副会長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Go Extreme
読了日:2024/10/06
椎名千歳
読了日:2024/10/13
ぱぴぷぺぽ
読了日:2024/10/08
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