Books

講談・英語の歴史

渡部昇一

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569617046
ISBN 10 : 4569617042
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
July/2001
Japan

Content Description

ゲルマン人の一言語から世界の国際語へ。その起源から成り上がるまでの物語を各時期の特徴とともに解説。英語とは何かを提示する。

【著者紹介】
渡部昇一 : 1930年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地で講義。上智大学教授を経て、現在、上智大学名誉教授。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.専攻は英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • かしまさ

    英語の成り立ちについて噛み砕いて説明されている本。英語はもともとドイツ語だったとか、ペストで知識人がいなくなった間に発音が前線違くなっちゃったとか、フランス語の外来語を大量に取り込んだとか、大学て習った気がする話が時系列的に語られる。日本語と中国語の関係にもちょっと似てますね。

  • yamomappi

    昔から確固たるものとして存在する国際語と捉えていた英語や英文法も、かなり紆余曲折を経て最近ようやく出来上がったのだと知って驚いた。学生の頃から英文法を神経質に教わって、完璧な英語を捻り出す作業を繰り返してる日本人がアホみたいだな。だけど歴史を知れば、かなり英語に愛着が湧いて、使うのにも自信が出そうだ。英語自体、ゲルマン人の方言から始まり、フランス語やラテン語と交わり、近代に入ってようやくごちゃごちゃだった英文法も統一され、アメリカの影響も受けながら洗練された幸運な生き物。これからも、変化し続けるのだろう。

  • 厩火事

    英語の歴史を知れば知るほど親近感を感じる今日この頃 高校までの英語では教えてくれない視点なんで新鮮でなりません。語り口調は軽くて読みやすいです。

  • JS

    コトバの成り立ちをたどると、どのようなプロセスで異文化を吸収し、また、異文化に対してどのようなスタンスが採られてきたかが分かって楽しい。 外部の知識を取り入れる際は、外来語を使うほうが母国語という母親的な生々しさから切り離されて却って扱いやすく、また、人間が心のなかを表現する時はイギリス人でも日本人でも「大和言葉」を使う傾向がある。少し前にたまたま読んだ「げんきな日本論」にもこれにつながる話があり、こういう偶然のつながりが乱読の醍醐味。

  • shimashimaon

    #kindleunlimited 古英語、中英語、近代英語へと変遷する歴史と、我が国の国語教育についての小論。古英語は定冠詞の数や動詞の不規則変化が多かった等、ドイツ語に近いため英語研究の本場はドイツだったという。格別面白いのは1066年のノーマン・コンクエストとフランス語の影響。そして近代英語におけるラテン語から語彙を増やしたヒューマニズム(遅れたルネサンス)と優しい言葉で表現しようというピュアリズムの対比が興味深い。難しいという印象があったシェークスピアも、歴史的背景知識を持って読んだら面白そうだ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items