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蔦屋重三郎と江戸メディア史 浮世絵師、ベストセラー作家、瓦版屋の仕掛け人 星海社新書

渡邊大門

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065370889
ISBN 10 : 4065370884
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

蔦屋重三郎とは何者なのか? 2025年大河ドラマの主人公、歌麿、北斎、馬琴といった才能を次々と世に送り出した時代の寵児の実像に迫る。

【著者紹介】
渡邊大門 : 歴史学者。1967年生まれ。1990年関西学院大学文学部卒業。2008年佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    蔦重本は3冊目。蔦屋重三郎が当時のメディア王になれたのは狂歌や黄表紙、浮世絵と当時の流行を機敏に掴み才能ある作家や画家を次々に起用した機敏さが大きい。

  • 軍縮地球市民shinshin

    著者は戦国時代が専門なので、出版社から言われて書いたのだろうが、やはり内容に精細さが欠ける。教科書や辞典のような印象を持った。田沼政治や寛政改革と絡めて書いてほしかった。かといって出版史や美術史の観点から深掘りもされていないし、メディア史的な評価もさほど説明がない。あと「滝沢馬琴」という名前は明治期に使われ始めたもので、馬琴の本には「曲亭馬琴」と作者名が書かれている。戦国期が専門ならば「真田幸村」とは決して本文で使わないだろう。それと同じこと。おそらく知らなかったのではないか。今は歴史学も専門が細分化

  • 田中峰和

    今年の大河ドラマがユニークなのは、遊女の生態が未成年にも遠慮なく描かれているところ。蔦屋重三郎といえば、吉原抜きに語れないが、本書では、彼とタッグを組んだ絵師や作家だけでなく、遊女たちの暮らしまで詳しく説明してくれる。ランクによって揚代の差があるが、太夫が15万円、中見世が10万円、小店が3万円以下と5倍以上の開きがある。田沼意次の開放経済から松平定信の緊縮経済に代わり、蔦重の商売は一気に陰りをみせた。幕府の政策批判に庶民は喜ぶが、定信はそれを許さない。蔦重の黄表紙は取り締まられたが、浮世絵で復活した。

  • keisuke

    ネットギャリーで。申し訳ないが、特に目新しさや他の大河関連本と差別化できる部分が分からなかった…。去年「べらぼう」が発表されてから蔦屋重三郎の本探して、一番新しくてまとまってる平凡社ライブラリーの「蔦屋重三郎」で十分というか。(当然参考資料だったが)そりゃ珍説奇説出すわけにいかないからわかってること並べれば同じにはなるんだが。田沼意次が悪政だった方向のまま書いてるのは久しぶりに見た。大河便乗って大変だ。

  • 読書家さん#pUzpvi

    とりあえず6月10日に読了。 一時期唐丸の成長後が誰になるのかという予想で東洲斎写楽の名前が出てきていた理由が理解できた。でもこれ見た限りだと、唐丸=歌麿=写楽の可能性も有り得るよなあと思う。じゃないと蔦重と歌麿が離れるの悲し過ぎる。 滝沢馬琴や十返舎一九などの有名どころが最後のほうに控えているのも楽しみ。現在ドラマでは、仲間が増えてきてわりと絶頂期の蔦重だが、これから寛政の改革にどう立ち向かっていくのだろう。

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