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共感の論理 日本から始まる教育革命 岩波新書

渡邉雅子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004320791
ISBN 10 : 4004320798
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2025
Japan

Content Description

五感を働かせた体験に基づいて感情を伝え合い、共感を育む日本の国語教育は、世界から遅れた弱みではなく、AI時代にこそ強みとなる。政治・経済・法・社会の四つの論理を段階的に取り入れ、複数の書く型から思考の方法を学び、他者と協働する力を養う。刻々と変化し価値観の転換を迫られる世界で求められる教育がここに。

【著者紹介】
渡邉雅子 : コロンビア大学大学院博士課程修了。Ph.D.(博士・社会学)。東京大学社会科学研究所、国際日本文化研究センターを経て、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授。日本学術会議連携会員、日本教育学会理事、日本教育社会学会代議員を務める。専攻、知識社会学、比較教育、比較文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    同じ著者のやはり岩波新書で「論理的思考とは何か」という本を読んでかなり印象に残ったのでこの本も手に取ってみました。教育の在り方を分析されたもので、論理的でわかりやすいのですが、もう少し詳しくされてもいいのではないかという気がしました。「四つの教育原理」というところで教育文化のモデルを提示され、日本の教育がパラダイムとなることを示されて最後に「日本の教育の三つの提言」が述べられています。いい本でした。

  • とも

    前著で国によって論理的思考は異なる論を展開した渡辺先生の新刊、ほぼ続刊。日本式の「共感」教育ありじゃない?という本。日本礼賛本ではない。 教育は社会を追う。それぞれの地域の教育は、宗教や地政学的立ち位置、さらにゲーム理論的な取捨選択でできてる。 少子高齢化で人口が減り経済拡大のパラダイムを変更せざるを得ない日本。「共感」教育は強みになり得るという論には納得感がある。これからの教育の有用性と方向性を示す本。

  • ゆうすけ

    前著『論理的思考とは何か』は紛れもない傑作だと思いますが、本書の評価はなかなか難しいのではないか。言うなれば問題作かもしれません。新書にしては割と薄いのですが、主張はかなり刺激的です。少なくとも前作を読んでないと、ぶっ飛ぶかもです。一周回って日本の教育の素晴らしさが再評価されたということか。全然分野は違うけど、斎藤ジンさんの『世界秩序が変わるとき』もそんな内容でした。あと、できれば共感的利他主義というテーマをもう少し深掘りして欲しかった。

  • oooともろー

    近代的価値観の限界。共感の論理へのパラダイムシフト。日本の教育にヒントがある。論理形式による段階的作文指導をいかに実践していくか。

  • pushuca

    壮大な未来観に根差した、教育のパラダイムシフトを目指す本。

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