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中国史で世界を読む

渡邉義浩

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784839984687
ISBN 10 : 4839984689
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、中国史で世界が読めるのでしょうか。
それは、中国史が世界の主流である西欧史とは異なる独自の展開の中で、アメリカに次ぐ世界第二位の国となった理由を探ることができるためです。
西欧史とその延長としてのアメリカのあり方が、世界の目指すべき指標となってから長い時間が経ちました。
中国も「近代中国」のとき、それを目指しましたが、挫折の連続でした。
それは、中国が強烈な自分の文明の素型を持っていたからです。
本書は、それを「古典中国」と名付け、「古典中国」を指標として、中国史の各時代を把握していきます。
また、日本は、江戸時代までは、「古典中国」を規範として受容することに努めてきました。
明治維新以降は、一転して西欧を規範として近代化を進めましたが。
中国史を知ることは、われわれ日本人の立脚点を知ることにも繋がります。

【著者紹介】
渡邉義浩監修 : 1962年、東京都生まれ。早稲田大学理事、同大学文学学術院教授、三国志学会事務局長。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。専門は古典中国学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ジュンジュン

    近代以降、欧米に後れを取った中国が21世紀遂に追いついた。その原動力を求めて、永い歴史の歩みを振り返る。中国の歴史は治乱興亡の繰り返し、まるで”停滞”しているに見える。皇帝を頂点とした中央集権的な官僚体制。それを支える儒教。これらを「古典中国」と名付け、時代区分に用いて各時代を特徴づける。近代化の過程で一度は切り捨てた「古典中国」という規範が現代再び甦り、中国は世界史の舞台に戻ってきた。

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