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ISBN 10 : 4830622687
Content Description
【前立腺癌診断の要となる形態学的特徴と鑑別診断を押さえた必携の書!】
腫瘍病理鑑別診断シリーズ「前立腺癌」,待望の第2版.
2022年には前立腺癌取扱い規約やWHO分類第5版が発行されたほか,
初版刊行から14年が経ち,分子病理学の進歩は言うまでもなく,導管内癌(IDC-P)の新しい考え方や治療関連型神経内分泌前立腺癌(t-NECP)等の新たな疾患概念が提唱されるなど,泌尿器系腫瘍病理を取り巻く状況は大きく変化している.
そのような状況を踏まえ,本改訂では,最新の知見を盛り込み,病理診断や鑑別のポイントを精選した病理写真とともに解説した.
そして臨床と病理の連携を目的に,画像診断や病理診断報告書の記載法,近年急速に進展しているがんゲノム医療の実施・運営方法についても解説した.
≪主要目次≫
第1部 検鏡前の確認事項
I.病理標本の取扱い;生検,手術
II.前立腺の解剖
III.病理組織分類の変遷と現状
IV.WHO2022(第5版)における注目点(取扱い規約第5版との相違点)
第2部 組織型と診断の実際
I.腺房腺癌(通常型):癌の診断とGleason分類の評価法
II.腺房腺癌(亜型)
III.高グレード前立腺上皮内腫瘍
IV.導管内癌
V.導管腺癌
VI.その他の癌(尿路上皮癌,扁平上皮性腫瘍,基底細胞癌)
VII.神経内分泌系腫瘍
VIII.t-NEPC
IX.間葉系腫瘍
].前立腺の良性病変
第3部 鑑別ポイント
I.異型腺管の診断
II.補助診断としての免疫染色の使用方法
III.IDCP,Cribriform patternとその関連病態
IV.Gleason分類の運用上の注意点
V.pT3の評価(EPESV,SV,膀胱頚部浸潤)
VI.尿路上皮癌との鑑別
第4部 臨床との連携
I.前立腺癌の標準治療
1 監視療法
2 根治療法
3 薬物療法
II.画像診断と病理
III.病理診断報告書の記載(規約,WHO,ICCR)
IV.病理所見に基づく治療選択
V.治療効果判定
VI.がんゲノムと病理
1 総論
2 組織及びNGS
3 liquid biopsy
VII.潜在癌と偶発癌
索引
【著者紹介】
渡邉昌俊 : 三重大学大学院医学系研究科腫瘍病理学教授・医学部附属病院病理部部長・附属病院副院長
都築豊徳 : 愛知医科大学医学部病理診断学講座教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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