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ISBN 10 : 4907188447
Content Description
Netflix、TikTok、YouTube、Zoom…プラットフォームが林立し、あらゆる動画がフラットに流通する2020年代。実写とアニメ、現実とVR、リアルとフェイク、ヒトとモノ、視覚と触覚が混ざりあい、映画=シネマの歴史が書き換えられつつあるこの時代において、映像について語るとは何を意味するのだろうか?サイレント映画から「応援上映」まで1世紀を超えるシネマ史を渉猟し、映画以後の映画=ポストシネマの美学を大胆に切り拓く、まったく新しい映画論。作品分析多数。
目次 : はじめに―新たな映画の旅にむけて/ 第1部 変容する映画―カメラアイ・リアリティ・受容(カメラアイの変容―多視点的転回/ リアリティの変容―ドキュメンタリー的なもののゆくえ/ 受容の変容―平面・クローズアップ・リズム)/ 第2部 絶滅に向かう映画―映画のポストヒューマン的転回(オブジェクト指向のイメージ文化―ヒト=観客なき世界/ 映画の多自然主義―ヒト=観客とモノ/ 「映画以後」の慣習と信仰―ポストシネフィリーの可能性)/ 第3部 新たな平面へ―幽霊化するイメージ環境(アニメーション的平面―「空洞化」するリアリティ/ インターフェイス的平面―「表象」から遠く離れて/ 準‐客体たちの平面―インターフェイスとイメージの幽霊性)/ おわりに―ポストシネマのアナクロニズム
【著者紹介】
渡邉大輔 : 1982年生まれ。映画史研究者・批評家。跡見学園女子大学文学部准教授。専門は日本映画史・映像文化論・メディア論。映画評論、映像メディア論を中心に、文芸評論、ミステリ評論などの分野で活動を展開。著書、共著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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K.H.
読了日:2022/06/06
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